学校用にMacを買おうと思うだがストレージはどれにしたらいいんだ?
悩ましい問題ですよね。では日々Macを酷使している私のストレージ状況とともにオススメのストレージをご紹介しましょう!
Macのストレージ事情
まず、現行のMacのストレージにはどのようなバリエーションがあるのかを見ていきましょう。
256GB | 512GB | 1TB | 2TB | 4TB | 8TB | |
MacBook Air | ※〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
13インチ MacBook Pro | ※〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
14インチ MacBook Pro | ※〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
16インチ MacBook Pro | ※〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
24インチ iMac | 〇 | 〇 | 〇 | ※〇 | ||
Mac mini | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
Mac Studio | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
Mac Pro |
CPU性能によっては選択できないストレージもありますが、512GB~2TBがボリュームゾーンになります。もちろんストレージ容量が多いに越したことはないのですが、その分価格も上がっていきますので、ちょうど良いストレージ容量を選びたいところです。
筆者のストレージ使用状況
では仕事の日は毎日Macを使用し、すべての教材作成や日々の業務をMacでこなしている私のストレージ使用状況を見ていただきましょう。
いかがでしょうか、256GBのストレージのうちほとんどを使用していないのが分かると思います。256GBはMacBookのストレージの中でも最小の部類になるのですが、それでも十分余裕のある使い方ができています。
ちなみに内訳は以下の通りです。
- App:24.25GB
- ゴミ箱:4.83GB
- iCloud Drive:3.12GB
- 写真:2.51GB
- 音楽制作:2.39GB
- メールおよびその他:1.46GB
- Mac OS:21.74GB
- システムデータ:24.25GB
ゴミ箱と全く使用していない音楽制作関連を整理すれば、7GBほどは容量を空けることができそうな状態です。教材データとして問題集のPDFデータなども大量に保存されているのですが、容量としてはそれほど圧迫することはありません。
なぜこれだけの容量で足りているのかというと、Mac上にはほとんど保存せず、オンラインストレージであるiCloudに保存しているからです。iCloudを利用するとMacだけでなく、iPadやiPhoneなどのApple製品からもアクセスすることができるようになり、教材などの取り回しが非常に便利です。(Macで作成した教材をiPadで確認したり、部活動の予定表をiPhoneで確認するなど。)
Apple製品でなくてもiCloudにはアクセス可能ですが、利便性はApple製品からアクセスする方が圧倒的に手軽です。
では、私のiCloudの使用状況を見てもらいましょう。
私はiCloudを家族と共有していますので、200GBのうち最多が家族が使っている84.92GBで、自分が使用している容量は30GB程度です。そしてこの容量は仕事でのものだけでなく、プライベート(ほとんど子どもの写真や動画ですが)のものも含まれています。今後、さらに教材や会議資料などは増えていくことと思いますが、それでもかなり余裕はあります。
MacとiPadの両方で使用したい教材や資料を中心にiCloudに保存しているのですが、そこまでたくさんの容量を必要としているわけではありません。動画を保存しているわけではないので、容量としてはそれほど使用しているわけではありませんが、教材として動画を使用していたとしてもまだまだ余裕がある状態です。
長時間の動画を編集をするならストレージは欲しい
iCloudを使用することでMacのストレージはほとんど使用しません。しかし、用途によってはストレージが必要になるケースがあり、その一つが長時間の動画を編集するときです。
動画編集するとき、その素材は一度Mac上に保存する必要があります。長時間になればなるほどその素材の量は増え、ストレージを圧迫していきます。長時間動画数本程度でしたら大丈夫でしょうが、それが何本も増えていくと素材を消したり、完成した動画を他に移す作業も必要になってきます。
この作業を面倒と思うかどうかが分かれ目で、過去の動画や素材を再び使う可能性も考慮するとストレージを大きくしておく方が利便性を高めることができます。
動画編集だけでなく、Mac上に保存しておかなければならないような作業をすることが多い場合は、ストレージを増強しておくことをオススメします。
ストレージ増強よりもiCloud+を契約する方がオススメ
Apple製品の良さはiCloudを利用することによる、Apple製品間の取り回しの良さです。そのため、Macの中だけに保存するのではなく、iCloud上に保存することで様々なデバイスからアクセス可能にする方がメリットが多いです。
iCloudは無料で5GB使用することができますが、仕事とプライベートの両方でガンガン使うならiCloudのストレージを増強することをオススメします。月130円で50GB、月400円で200GB、月1,300円で2TBを利用することができますので、長期的にiCloudを利用し続けることを考えると、Macのストレージを使用せず、iCloudに保存していくことをオススメします。
私も200GBに増強し、家族とシェアしていますよ!
最後に
学校教員としての一般的な使い方であれば、ストレージは意外と使用しません。また、Macのストレージを盛ることよりも、iCloudに投資した方がApple製品間のデータの取り回しが非常に便利になるのでオススメです。