ついに来ましたね。国や自治体によってガッチリと所得を管理され、税金を搾り取られてるサラリーマンのみなさん。楽天ペイが請求書払いに対応し、節税効率がアップしましたよ!
楽天ペイが請求書払いに対応
2023年4月17日より、楽天ペイを使って税金や公共料金の支払いが可能になりました!このようなサービスはau PAYやPayPayなど、他のキャッシュレス決済でも行われていましたが、それらに遅れながら楽天ペイでもできるようになった格好です。
では、なぜ楽天ペイで請求書払いが待ち望まれていたかというと、ポイント還元率の高さからです。各種キャッシュレス決済ではポイント還元などのサービスを受けることができ、税金の支払いであってもポイント還元されれば節税に繋がります。普通に現金で支払っていれば、特に還元を受けることはできませんが、キャッシュレス決済で支払うことで、少しでも税金を取り戻すことができるのです。
なぜ楽天ペイが優秀なのか
PayPayやau PAYでは、すでに請求書支払いが可能だったのですが、ポイント還元面ではあまり魅力的ではありませんでした。PayPayでは2022年4月、au PAYでは2023年3月で請求書支払いによるポイント還元がなくなりました。例えば、au PAYならauPAY残高へのチャージのときにしかポイントが付与されず、チャージに使用したクレジットカードの還元率分しかポイント還元されません。
楽天ペイもこれらと同様に請求書支払いのときにはポイントが付与されません。しかし、楽天ペイが優秀なのは、PayPay残高やau PAY残高に相当する楽天キャッシュをチャージするときに高還元が狙えるところです。
オススメの楽天キャッシュチャージルート
では、楽天キャッシュにチャージするときのオススメルートをご紹介しましょう。
楽天カード(JCB)ルート〈2.5%還元〉
楽天カード(JCB)→ 楽天キャッシュ
超シンプルなのがこちらのルートです。楽天カードのJCBブランドだけが使える高還元ルートです。このルートは楽天カードのキャンペーンを2つ適用します。
- 楽天カードでのチャージ:0.5%
- JCB限定!5と0のつく日キャンペーン:+1%
- 楽天市場で2万円以上利用キャンペーン:+1%
シンプルではありますが、楽天市場で2万円以上利用している場合という条件が付きます。楽天市場を日ごろから利用している方であればこの条件はそこまで難しくはありませんが、そうでない場合は以降のルートがオススメです。
また、下2つのキャンペーンは毎月エントリーが必要なのも面倒なところです。そして、2つ目のキャンペーンはJCBブランドかつ、5と0のつく日限定になりますので、この日を狙ってチャージする必要があります。この5と0のつく日キャンペーンは街のショップで楽天カードを使ったときのキャンペーンですが、楽天キャッシュへのチャージも対象になります。
ファミペイルート〈最大3%還元〉
JCBカード → ファミペイ → ファミリーマートで楽天キャッシュ(POSAカード)
JCBブランドのクレジットカード限定にはなりますが、エントリー不要で高還元になるのがポイントです。コンビニのファミリーマートでは楽天キャッシュにチャージできるPOSAカードが置いてあります。これの購入にはキャッシュレス決済は基本的に使用できないのですが、ファミペイなら使うことができます。
- JCBカードでファミペイにチャージ:0 ~ 1%
- 5と0のつく日にPOSAカード購入:+1.5%
- ファミペイ利用分:+0.5%
流れとしては、JCBカードでファミペイにチャージし、5と0のつく日にファミリーマートで楽天キャッシュのPOSAカードを購入します。このルートも5と0のつく日限定になりますので気を付けましょう。得られるポイントはファミペイボーナスになりますが、これは次のPOSAカード購入にも使用できるので無駄がありません。キャンペーンの+1.5%に加えて、通常の+0.5%も得られますので還元率は高いです。
注意点がいくつかあります。まずは、ファミペイにチャージできるのがJCBブランドのクレジットカードだけであり、さらにファミペイへのチャージがポイント付与の対象外というカードがあることです。例えば先ほど紹介した楽天カード(JCB)ではポイント付与されません。ポイントが付与されるカードで有名どころはJCBブランドのイオンカード、PayPayカード、マネックスカード、ファミマTカードです。イオンカードだと0.5%還元ですが、毎月10日のWポイントデーで1.0%還元になります。
そして、チャージ上限にも気をつけなければなりません。ファミマTカードのみ1ヵ月100万円までのチャージが可能で、それ以外だと月に2万円までしかチャージできません。高額の支払いをする場合は、あらかじめ少しずつチャージしておくか、別のルートも併用するのがオススメです。
私は毎月10日にイオンカード(JCB)で楽天キャッシュにチャージしています。
WAONルート〈最大2.5%還元〉(iPhone限定)
mastercard・AMERICAN EXPRESS → auPAYプリペイドカード → WAON → ミニストップで楽天キャッシュ(POSAカード)
やや遠回りですが、マスターカードやアメックスのカードを利用するならこちらのルートがオススメです。準備物が多いので、すぐに実践しづらいのが難点です。
- クレジットカード利用分:0 ~ 1.5%
- WAON利用分:ミニストップなら+1.0%
auPAYへのチャージはmastercardとAMERICCAN EXPRESSならどのカードでもチャージできますが、VISAとJCBは制限があります。また、チャージができてもポイント付与の対象とならないカードもあるので確認しましょう。ポイント付与されるカードで高還元を狙うなら三井住友カードゴールド(NR)のmastercardブランドなどがオススメです。これだと年間100万円以上の最大1.5%還元を受けることができます。
auPAYにチャージが完了すると、その残高をauPAYプリペイドカードで利用できます。iPhone限定になりますが、このauPAYプリペイドカードはApple Payに登録でき、WAONへのチャージにも利用できます。過去にはここで0.5%還元を受けることができましたが、今ではそれはなくなっています。
WAONへのチャージが完了すれば、ミニストップにある楽天キャッシュのPOSAカードをWAONで購入します。ミニストップではWAONでPOSAカードを購入することができ、さらには1%分のWAON POINTの還元を受けることができます。WAON POINTはWAONへのチャージも可能ですので、今後のPOSAカードの購入にもあてれます。
こちらのルートだと日にちをあまり意識しなくていいのが良いですが、auPAYプリペイドカードやWAONを準備する必要があるでやや手間がかかります。特にauPAYプリペイドカードは、auやUQモバイルユーザー、auじぶん銀行の利用者しか発行できないので面倒ですね。
私もこのルート開拓のためにauじぶん銀行を口座開設しました。無料ですので経済的な負担はありませんが、時間がかかるのが難点です。このルートはmastercardのクレジットカード修行で利用しています。
nanacoルート〈最大1.5%還元〉(iPhone限定)
クレジットカード → nanaco → セブンイレブンで楽天キャッシュ(POSAカード)
還元率は低めですが、簡単かつ対象範囲が広いのがこのルートです。ただ、こちらもiPhoneユーザー限定になります。
- クレジットカード利用分:0 ~ 1.5%
セブンイレブンなどで利用できるnanacoですが、ファミペイやWAONと同様に、セブンイレブンでならPOSAカードの購入に使用できます。クレジットカードからチャージできるのはセブンカードプラスというクレジットカードのみです。しかし、Apple Payからもnanacoへのチャージすることができ、iPhoneユーザーであれば実質様々なクレジットカードからのチャージが可能です。注意点はnanacoへのチャージがポイント付与対象外となるカードがある点で、事前に確認が必要になります。
手順は簡単で、Apple Payに登録したクレジットカードからnanacoへチャージし、セブンイレブンで楽天キャッシュのPOSAカードを購入するだけです。クレジットカード分のポイントしか還元されませんが、楽天カードから楽天キャッシュにするだけだと0.5%還元ですので、それでもお得な方になります。
気を付けたいのは1日のチャージ上限が3万円までということです。高額の支払いをする場合は少しずつチャージを進めておくか、他のルートとの併用がオススメです。
最後に
楽天ポイントを使い倒している私としてはこの発表は嬉しいですね。たかが数%と思われるかもしれませんが、高額納税の場合、その効果はかなり大きくなることでしょう。4月以降から利用開始となりますので、納税はそれを待ってからがオススメです!