我が家では子どもが幼稚園に入学するタイミングでビデオカメラを購入しました。最近はスマートフォンをビデオカメラ代わりに使用する方が多いですが、スマホだけでは後悔することが多くあります。子どもの成長を美しく記録するためにもビデオカメラの導入をオススメします。
スマホの苦手分野
近年のスマートフォンの進化は凄まじく、デジタルカメラのポジションを奪いつつあります。撮られた映像をSNSにアップしたり、印刷したりなどスマホの方が取り回しが良いこともあり、写真や動画を撮るのはスマホのみという方がかなり多くいるのが現状です。
しかし、全てにおいてスマホが上回っているわけではありません。スマホが苦手とするのが「光学高倍率ズーム」です。被写体を拡大して撮影する場合、どうしても厚みが必要になります。しかしそれではスマホ本体が厚くなってしまい、それでは携帯性が悪くなります。
ズームには光学ズームとデジタルズームの大きく2種類があります。光学ズームは画質を落とさずに拡大することができますが、デジタルズームは画像処理で拡大しているだけで画質は粗くなってしまいます。美しく映像を残したいなら光学ズームにこだわりたいですね。
そのため、現状のスマホでは最新のiPhone 14 Proで光学3倍ズーム、Androidだと光学10倍ズームに留まっているのが現状です。光学10倍ズームでもかなりすごい技術ではありますが、子どものイベントを撮影するのであれば、光学10倍ズームではまだ足りず、20倍は欲しくなるところです。
保育園・幼稚園でしたら光学10倍でも対応できるでしょうが、小学校以降だとイベントによっては10倍では足りないシーンが多くなってきます。
そこでビデオカメラの登場
スマホの苦手分野である光学ズームを解決するのがビデオカメラです。スマホが登場してからビデオカメラの需要は確実に減少し、市場は小さくなっているのは確かではありますが、それでもイベントごとの動画撮影ではビデオカメラの方が優位性があります。
ビデオカメラは日頃から携帯するようなものでもないので、厚みがあっても問題ありません。そのため、光学ズームのためのレンズを組み込みやすく、光学高倍率ズームが可能になります。最新の機種ですと4K撮影ができるもので20倍前後、HD撮影だと50倍前後の光学ズームが可能なものもあります。
デジタルカメラ代わりにもなる
ビデオカメラは動画を撮影するものではありますが、写真を撮ることも可能です。また、動画のワンシーンを画像にすることもできますので、デジタルカメラを別で用意する必要もありません。
さらにはデジタルカメラではベストの瞬間にシャッターを切れるとは限りません。しかしビデオカメラだと動画でその前後まで撮影することができ、一番いい瞬間を確実に捉えることができます。確かにスグに画像化することは難しいですが、一度しかチャンスがなく、ミスが許されないような場面ではビデオカメラの方がメリットが大きいです。
動画から画像化するのであれば、より細かな記録ができる4K撮影ができるものがオススメです。切り取った後でも粗くない綺麗な画像に仕上げることができますよ!
オススメはスマホとビデオカメラの二刀流
スマートフォンの携帯性は抜群で、近年のカメラ性能の向上も素晴らしいものがあります。画像を美しく処理する技術も今ではスマホの方が上回っていますので、ちょっとした写真や動画を撮るのであればスマホの方がビデオカメラよりメリットは多いです。そのため、ちょっとした瞬間や被写体(子ども)が近くにいる瞬間であればスマホでの撮影がオススメです。
ビデオカメラの出番は、高倍率ズームが必要な場面です。ステージでの発表や運動会など、子どものイベントごとではスマホでは対応できないような被写体が遠い瞬間が多々あります。このときがビデオカメラが最も活躍する瞬間ですので、子どものイベントごとにはスマホだけでなくビデオカメラも持っていきたいですね。
オススメのビデオカメラ
子どものイベントを撮影するときの、ビデオカメラ選びのポイントは「高画質」「光学高倍率ズーム」などです。ビデオカメラ選びについてはこちらの記事をご参考にしてみてください。
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