あー!イライラする!なんで繋がらないの!
ど、どうしたんですか!?
子どもと一緒にプラレールで線路を組み立ててるのに、最後の最後でレールが繋がらないの!
あーなるほど。思い通りにプラレールを組み立てていくと、最後に綺麗に繋がらないことってありますよね。そんなときにオススメなのがこのアイテムですよ!
まがレール
このアイテム、名前の通りなんと曲がるんです。今までのプラレールは決まった形があって、それを当てはめていくスタイルだったと思います。少なくとも私が遊んでいた20年ほど前には無かった商品ではないでしょうか?
まがレールのここが凄い
まず、まがレールの凄さをご紹介しましょう!
微妙な歪みをこれ1つで補正してくれる
いやー凄い。昔のプラレールを遊んでいた身からすれば大発明ですね。プラレールを作っていくと少しずつ微妙な歪みが出て、最終的にレールが繋がらないということは良くあります。無理にくっつけるともの凄く歪な形になってしまいます。特に張り切って大きなものを作ろうとすると良く起こります。
まがレールは自分の思い通りにレールを曲げることができますので、その歪みを一手に引き受けて調整してくれる役割があります。これがまがレール最大の利点ですね。困ったときはまがレールというのが我が家の定番です。
ただ、まがレールを邪道と思う人もいるかもしれません。確かにプラレールの教育的な意義として、全体像を想像しながら持ち合わせているパーツでレールを組み立てるという想像力や判断力、思考力を養うことができます。それをまがレールというパーツによってその機会を奪っているのではないかという指摘ですね。(そんな大層なことを思っている人は少ないかもしれませんが。)
私は、プラレールは初心者のためのお助けアイテムと思って、子どもがまだまだ自力で組み立てられないうちは好きに使わせて、考える力がついてきてから「今日はまがレール無しで頑張ってみよう!難しいけど頑張れるかな!?」と促してあげればいいかなと思っています。
直線・曲線・S字になれる
曲げるだけでなく、曲げないという選択肢もありますし、曲げ方も自由自在です。まがレールは色々な形に対応してくれます。
直線が足りない!曲線が足りない!というときの最終手段としてもまがレールは活躍してくれます。
ガタゴト音がアクセント
まがレールはその構造上、レールに段差ができます。そのため、ガタゴトという音がします。これが良いアクセントになりますよね。
プラレールの走行音って良くも悪くも単調な音です。しかし、そこにこのまがレールが入ることによってガタゴト音が追加されます。子どもにはこの音が良いみたいで、結構楽しんでいます。
(非公式)短くもできる
こちらは非公式な使い方ですが、小さなパーツは取り外し可能です。これによって、短いまがレールを自作することも可能です。まがレールでは長すぎるなというときに短くして使うことができます。
というのも、子どもが剣のように振り回していて折れたことがあるんですよね。意外とあっさり折れたので、耐久力がないのかなとも思ったのですが、違いました。一つ一つのパーツが取り外せるような構造になっているんですね。おそらく、負荷がかかったら割れる前にパーツが取れるようにして、壊れるのを防ぐためだと思われます。公式でこの使い方を紹介していないので、おそらくこの使い方は予期してないことかもしれませんが、意外と便利です。
まがレールの惜しいところ
しかし、まがレールも万能ではありません。いくつか惜しいところがあるので、ご紹介します。
収納が少し大変
とにかく長いです。長さとしてニュー坂レールと同じぐらいでしょうか。ニュー坂レールが45cmでまがレールが44cmです。これが収まる収納用品は結構限られていますので、収納については考えた方がいいですね。S字に曲げてあげると一番場所を取らないと思いますので、我が家ではそのように収納しています。
橋脚の上には乗せれない
まがレールは他のレールに比べて横幅が太いです。そのため、普通の橋脚の上に乗せるとはみ出てしまい、乗せることはできません。まがレールは低地専用だと思って利用すると良いでしょう。
最後に
我が家ではめちゃくちゃ便利に使わせてもらっています。最後の最後はまがレールで調節することで、大体のことは解決できます。調整が1回で済まないときもあるので、我が家では2本持っていますね。たぶん、2本持ちが一番快適だと思います。ちなみに3本あると輪っかにできるみたいです。
本日は、最終兵器「まがれーる」のご紹介でした。レールの微調整に困ったら導入してみてはいかがでしょうか!?