1歳半健診とは市町村で義務付けられた定期健診で、お子さんが1歳半を過ぎたら受けることになります。主に運動機能と身体の成長、精神発達を見られますが、自分の子どもに発達の遅れがないか心配になりますよね。今回は指先の発達に絞って、役に立ったものをご紹介します。
1歳半健診の検査項目は?
市町村によって違いはありますが、下のようなものが検査項目になっています。
- 歯科健診
- 身体計測
- 診察
- 指先の発達(つみ木)
- 言葉の理解(指差し)
- 言葉の発達(発語)
- 相談
このうち、健康上のものは対策できませんが、「指先の発達」「言葉の理解」「言葉の発達」は対策できます。今回は、指先の発達に絞ってご紹介します。
そもそも対策は必要なのか?
建前上は対策は必要ありません。しかし、私自身は対策した方が良いと思っています。理由は「子どもの遊びや興味の幅を広げるため」です。
1歳半健診の内容というのは遊びの延長です。つまり、子どもの遊びや興味の幅を広げるという意味でも、検査の内容を含んだ遊びはやってあげるべきです。その刺激が子どもの成長へと繋がりますので、積極的に年齢にあった刺激を与えてあげましょう。
うちの子どもは1歳5ヶ月まで特に何もしなかった結果、1単語も話しませんでした。心配になって、色々と刺激を与えてあげると1歳半健診前にはいくつか言葉を覚えて話してくれました。
指先の発達に役に立ったおもちゃ
指先の発達を促すには、子ども自身が触りたいと思うような興味をそそるもの、触っていてその触り心地がいいもの、子どもが持ちやすい・摘まみやすい大きさと重さであることなどが重要です。
では、私が実際に買ったおもちゃの中から効果があったなと思うものを厳選してご紹介します!
アンパンマン カラフルサッカーボール
みんな大好きアンパンマン。座れるようになった時期から遊ぶことができるのがこちらのおもちゃです。
サッカーボールという名前ですが、形がそうなだけであって、とても柔らかくて子どもが掴みやすくなっていて、基本的に手で扱います。
ボールの大きさは赤ちゃんが両手で掴むのにちょうど良いぐらいで、1歳半ぐらいになると片手でも持てるぐらいです。また、適度な重さがあるので投げやすいですね。握る動作と投げる動作はこのおもちゃでかなり鍛えられました。あと、柔らかいのであまり転がらないのもいいですね。普通のボールだと永遠と転がって取りに行くのが大変なので。
ちなみに掴みやすさを重視するなら下のラグビーボールタイプもオススメです。楕円で非常に掴みやすいですが、どこに転がるか分からないので、取りに行く大人は大変ですが。
あと、普通のゴムボールでしたら100均で売っているもので十分です。我が家でも外用のボールはそちらを使っています。室内で掴む動作と投げる動作の練習と考えると、より子どもが扱いやすいものをこだわってあげたいですね。
ボーネルンド ambitoys アクティビティ・ケース
こちらも初期から遊べるおもちゃです。手先の様々な動きをこれ1つで練習できる詰め合わせパックのようなものですね。押す・はじく・回す・なでる・持ち上げる・移動させるといった動作が一気にできます。
これで遊ばせて、次のおもちゃを何にするのかを検討するもの良いですね。得意な動作をさらに引き上げてあげましょう。
ボーネルンド ambitoys トドラーギフトセット
指先の動作に慣れてきたら次はこちらがオススメです。おなじくボーネルンドから出されているギフトセットです。
積む・叩く・入れる・押す・吹くという動作を練習することができます。うちの子どもの一番のお気に入りはカップですね。適度な凹凸があるので、重ねて積みやすいのが特徴です。安定感も適度にあって子どもには扱いやすいです。
正直、うちの子どもにはその他のおもちゃはハマらなかったので、単品でカップだけ売ってるのでそれでも良かったですね。
Disney KIDEA & BLOCK シリーズ
ディズニーのキャラクターがかわいい積み木です。少々お値段はするのですが、我々親の癒しも兼ねて良いものを買いました。めちゃくちゃ可愛いです。
良いものだけあって大きさはも計算され尽くされています。子どもが摘むのにちょうど良い大きさで軽くて扱いやすいのが良いですね。
ベーシックなものが一通り入ったものが上の商品になりますが、他にもディズニーシリーズに合わせて様々な商品が展開されているのも魅力です。親のこちら側がコレクションしたくなりますね。
Hape 積み木
可愛さは良いから安いものをと思うならこちらです。圧倒的コスパの良さで積み木本来の目的を達成してくれます。我が家では先ほどのディズニーの積み木と併用して積み木のかさ増しをしています。
100ピースはさすがに多いという方には50ピースの物も用意されています。
jasonwell マグネットブロック
マグネットで貼り付くおもちゃです。立体を組み立てるのは1歳半ぐらいには難しいのですが、地面で平面に伸ばしたり、マグネットがくっつく壁でしたら壁にペタペタ貼ることができます。マグネットの吸い付く感覚が気持ちいいようで、夢中でつなげて遊んでいますね。マグネットのチカラで綺麗に整列できるのも良いです。
マグネットの強さはちょうど良く、赤ちゃんの力で剥がすことができますが、壁に貼ってもずり落ちないぐらいです。ボーネルンドにも同じようなおもちゃがあるのですが、性能はほぼ同じで、こちらの方が安くて量も多いのでこだわりがなければこちらがオススメです。
ちなみにもっと容量が多いタイプと少ないタイプもあります。我が家では上の108ピースのものを買いましたが、おおむね満足しています。たまに「ちょっと足りないな」となることはありますので、余裕を持たせて133ピースの物でもいいかもしれません。あと、子どもが気に入るか分からないのであれば、いったん42ピースのもので様子を見るのも良いでしょう。
ボーネルンドにこだわりたいなら下の商品がボーネルンドの正規品です。
おままごとセット
包丁で切るという動作の他に、手の力で離したり、おままごとを通して必要な力をつけることができます。
こちらのおもちゃは木でできていますので温かみがありますし、種類も豊富で様々な遊びができます。専用のボックスもありますのでお片付けにも丁度いいですね。
プラスチック製ですが、値段を少し抑えたいのなら下の商品もおすすめです。
最後に
子どもの発達は個人差が大きく、1歳半の段階でできていなくても大きな問題はありません。親としては心配だと思いますが、長い目で見てあげましょう。刺激を与えてあげることが、お子さんのより良い成長に繋がります。何もしないのではなく、適した刺激を与えてあげることを心掛けてあげたいですね。