男性の永遠の悩み、それは毎日のシェービング。身だしなみに気を遣う職業をしている私としては、毎日しっかりと顔を整えることは必須なのです。今日は、そんな私が辿り着いたコスパを意識したシェービングについてご紹介しましょう。
ちなみに私は、素早く深剃りをしたいのでT字カミソリを使用しています。電動は肌に優しいのですが、時間がかかるのと深剃りしにくいので今は使っていません。
Gilletteとサムライエッジ
シェーバーのメーカーは大きく4つあって、本日紹介するGillette(P&G)とサムライエッジ(フェザー)の他に、Schickや貝印がメジャーですね。ただ、個人的な感想としましては、Schickと貝印はGilletteとサムライエッジに劣るという印象です。
SchickはGilletteと同じくアメリカのメーカーが作っています。替え刃の値段が高く、Gilletteと同等の価格帯になっています。それでいて、剃り味や深剃りの面でGilletteに劣っていると感じていますので、劣化Gilletteという印象です。
貝印はサムライエッジと同じく日本のメーカーです。替え刃の値段は安く、サムライエッジと同等の価格帯になっています。国内メーカーの方が安いんですね。ただ、剃り味と深剃りはサムライエッジに劣りますね。とは言っても貝印は5枚刃なのに対して、サムライエッジは3枚刃ですので土俵が違います。肌への負担を考えると5枚刃の貝印の方が良いんでしょうけど、フェザーという名前は伊達ではなく、剃り味が気持ちいいんです。
Gillette
Gilletteのメリットは極上の剃り味と深剃りのしやすさです。一度使うと虜になってしまいますね。それだけ素晴らしい商品なのですが、デメリットもあって、5枚刃ならではのお手入れのしにくさが挙げられます。刃の隙間にヒゲやシェービングフォーム、ジェルなどが詰まってしまうので、そのお手入れが大変です。毎朝この作業をするとなると結構な時間がかかってしまいます。これは同じ5枚刃の商品もですので、5枚刃の宿命ですね。
そして、もう1つのデメリットは替刃の価格の高さです。最高の剃り味だけあって替刃が高いのです。これを毎回買うのは結構コスト面で負担が大きいですね。大体、月1回の交換が推奨されているのですが、前述のようにお手入れが大変なので、お手入れをサボってしまうと2週間ほどでアウトです。この点も気を付けたいところですね。
サムライエッジ
サムライエッジのメリットはお手入れのしやすさと替刃の安さです。まず、サムライエッジは3枚刃の剃刀です。そのため、他の製品よりお手入れが簡単になっています。ジャーっと水で流すだけでほとんどの汚れは落ちます。
それに、とにかく替刃のコスパが良いんです。Gilletteと比較すると1個当たり半額以下ですので圧倒的です。
サムライエッジの弱点は3枚刃による肌へのダメージでしょうか。慣れればそうでもないんですが、5枚刃より優しく扱ってあげないと肌を傷つけてしまいます。深剃りをしようと思うと結構気を使ってしまいますね。
両者の良さを生かす二刀流という使い方
本当はGilletteのみを使いたいのですが、やはりコストがものすごくかかります。良いものは高いのです。そこで、私がオススメするのは、サムライエッジを加えた二刀流です。
朝はGillette、夜はサムライエッジ。これが私が至った結論です。
この組み合わせで両者の弱点を補うことができます。
お手入れ
まず、朝と夜の2回剃りますので、活動時間的に夜に剃る時の方がヒゲは伸びていると思います。この時に、深剃りを意識せず、さっと軽く剃るのがポイントです。深剃りは朝にしますからね。サムライエッジの弱点であった肌へのダメージも、深剃りを意識しなければ問題ありません。
夜に使うシェービング剤はこちらがオススメです。泡がしっかりしていますので、洗顔と同時にシェービングまでできます。ジェルやシェービングフォームのように粘着質ではないので、刃の間に詰まりにくくシャワーでサッと流すだけでお手入れ終了です。
朝はGilletteでしっかりと深剃りしにいきます。夜に軽く剃っていることもあり、ヒゲはそこまで濃くなっていないと思います。Gilletteであれば、楽々と深剃りができてしまいますので、朝の忙しい時間にもちょうどいいですね。刃の間に詰まりやすいという欠点も、朝のヒゲが薄いタイミングであればそこまで問題ではありません。
シェービング剤はフォームかジェルフォームがオススメで、ジェルタイプはあまりできません。Gilletteの欠点はお手入れの大変さです。ジェルタイプは目詰まりを起こしやすいので、欠点が際立ってしまうことと思います。
Gilletteとの相性を考えるなら、同じGilletteのこちらのシェービングフォームがオススメです。Amazon価格で245gで444円ですので、1gあたり1.81円です。
こちらもGilletteのシェービングジェルフォームです。195(g) × 3 = 585(g) で1285円ですので、1gあたり2.2円とややお値段は上がりますが、十分安い部類です。しっかりとした泡立ちで、潤滑性が向上しますので、肌の保護を意識するならこちらの方がいいでしょう。フォームとジェルの中間で、お互いの良さがありますね。
AmazonブランドのSOLIMOもありますが、1gあたり2.12円ですので、そこまでコスパが良いわけではありません。これならGilletteで良くね!?ってなります。
コスト
Gilletteの替刃はとにかく高いんです。品質は最高なんですがねー。amazon価格ですと、1個あたり507円になります。1ヶ月に1回の交換の場合、朝夜2回剃りで1ヶ月1,014円のコストがかかります。髭剃りを朝のみにしてもいいのですが、引っかかりが強くなってしまうので結構痛いですし、肌へのダメージも心配です。それに、刃へのダメージ・お手入れの大変さもありますので、刃が1ヶ月は持たないと思います。2週間に1回の交換になると、結局同じコストがかかってしまいます。ヒゲが薄い人ぐらいしか、朝1回剃りはオススメしません。
対するサムライエッジは、amazon価格で1個あたり137円です。上記は大容量パックですが、8個ぐらいのパックでも150円前後になりますので、Gilletteよりは圧倒的に安いですね。朝Gillette、夜サムライエッジの場合、1ヶ月1回の交換で、1ヶ月637円までコストダウンすることができます。Gillette2回剃りと比較すると、63%のコストで済むのはありがたいですね。
深剃り
夜に1回軽く剃っているだけあって、非常にスムーズに深剃りすることができます。忙しい朝の時間短縮にもつながりますね。5枚刃で力をうまく分散し、Gillette自体の適度な可動域もあって出血することはほぼありません。
いやー本当に、朝の深剃りはGilletteに限りますわ。
最後に
今回はGilletteとサムライエッジを利用した二刀流についてご紹介しました。現状はこれで快適な生活を送れています。ただ、今気になっているのはGilletteにも複数の種類があることです。今回はプログライドという深剃りに特化したモデルをご紹介し、私も愛用しているのですが、エントリーモデルの「フュージョン」と肌へのやさしさと深剃りを両立したプレミアムモデルの「プロシールド」が気になっています。今後こちらについても使っていきたいなぁと思っています!