Macって便利なんだってな!でも、色々種類があるな。どれがいいのか教えてくれ!
Macには大きくノートパソコン型のMacBookとディスプレイ一体型のiMac、キーボードやディスプレイが付属しないMac Pro, Mac Studio, Mac miniに分けられます。今回は、持ち運びもしやすいMacBookについてご紹介します!
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今回追加されたのはM2 Pro / M2 Maxチップを搭載したMacBook Proです。2種類の製品が発表されていますが、どちらもほぼ同じスペックで、ディスプレイサイズが違うだけです。
14インチ/16インチ M2 Pro / M2 Max MacBook Pro
- 価格はそれぞれ10,000円増
- チップ性能が向上(M1 Pro / M1 Max → M2 Pro / M2 Max)
- バッテリー性能が1時間程度向上
- 96GBのメモリが積めるように
- HDMIポートがマルチチャンネルオーディオ出力に対応
- Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3に対応
M2 ProとM2 Maxチップが新登場し、順当に性能が上がったのがこの製品です。性能以外では見た目も一緒ですし、特に目立った変化はありません。Appleも地味な変化を思ってか、大々的に発表イベントをしませんでした。
すでにM1のMacBook Proを持っている方にとっては、チップ性能がどれだけ向上しているかが気になるところです。一部報道ではベンチマークで約30%ほどの向上という情報も出ていますが、余程重い作業でもない限り体感ではあまり差を感じないかもしれません。過去のチップと比較すると、「M2 Max」>「M1 Max」>「M2 Pro」>「M1 Pro」となっているので、M1 MaxからM2 Proへの買い替えだとむしろスペックダウンしてしまいます。
結論!教員にオススメのMacBookはこれだ!
どのような用途で使うのかにもよりますが、学校での一般的な用途を考えると「M1 MacBook Air」が教員用のMacBookとして最もオススメです。
理由は教員の仕事として予想されることは何でもこなすスペックと動作の軽快さ、そして価格です。
学校の業務で1番利用されるのは教材作成を含む文章作成と表計算、人によってはプレゼンテーションと動画編集ぐらいでしょうか。この中で最もPCのスペックを必要とするのは動画編集です。これさえ問題なく利用できればスペックは十分です。
M1チップは非常に優秀で安価なのに発熱しにくく、スペックも十分という文句なしの性能です。上位の存在で1.4倍高速なM2チップがありますが、M1チップであっても一般的な動画編集程度であれば難なくこなします。これ以上のスペックは完全にオーバースペックですので、M1チップで十分すぎます。Intel製チップからApple製のM1チップになり、Macに最適化され動きも非常に軽快でスムーズです。
価格面でも現行のMacBookシリーズでは最安です。物価高と円安の影響で発売時からは価格が上がってしまいましたが、それでも10万円台前半で収まっていますし、性能をさらに上げたところで、できることにほとんど差はありません。
ただ、用途によっては他のMacBookも選択肢になりますので、その他の製品についてご紹介しましょう。
M2 MacBook Air
私がオススメしたM1 MacBook Airの後継機です。M2チップを搭載したことで処理速度は1.4倍に向上しました。M1チップでは性能に満足できない方にオススメです。ただそうなると、14インチや16インチのM1 Pro/M1 Max MacBook Proとの比較になることでしょう。
M2 MacBook Airの特色はそのデザインです。正直こちらの方が購買意欲をそそられるかもしれませんね。フラットな薄型デザインに生まれ変わり、カラーも4色展開です。他のApple製品とカラーを合わせることも可能ですので、そういう楽しみもあります。性能面でも確かに魅力的ですが、最後はデザインが気に入るかどうかです。
13インチ M2 MacBook Pro
M1 MacBook ProがAppleのオンラインストアから姿を消したので、13インチのMacBook Proが欲しい場合、この13インチ M2 MacBook Proを選ぶことになります。CPUがM2チップになったことで、処理速度が1.4倍に向上し、さらに快適に作業できるようになりました。
デザインは前代のM1 MacBook Proの流れを踏襲しています。M2 MacBook Airの登場で性能面でほとんど差がなくなったのですが、ノッチのないディスプレイとTouch Barが欲しいのであればこちらのM2 MacBook Proが選択肢に入ります。現行ノッチのないディスプレイはM1 MacBook AirとM2 MacBook Proだけですので、性能面を意識するのであればM2 MacBook Proは有力な選択肢です。それにAirはファンレスですが、ProにはCPU冷却のためのファンが搭載されています。そのため、重たい作業を行うのであればProモデルの方が優位性があります。
ちなみに8コアCPU, 10コアGPU, メモリ8GB, SSD258GBの同条件で比較すると、M2 MacBook Airが180,800円、M2 MacBook Proが178,800円となり、価格が逆転します。この点は知っておいた方が良いでしょう。
14インチ / 16インチ M2 Pro / M2 Max MacBook Pro
チップ性能がM2チップではまだまだ足りないという方にはオススメです。学校での業務でM2ProやM2Maxを必要とするのは作業はほとんどなく、自身の趣味や部活動での用途が主でしょうか。あとは、外部ポートの強化に魅力を感じた人でしょうかね。性能自体はめちゃくちゃ良いので、使う人が使えば抜群の働きをしてくれるプロ向けのMacBookです。
ディスプレイサイズは14インチと16インチがあります。もうすでに13インチのノートパソコンで作業されている方が、画面が小さいなぁと感じるのであれば、画面サイズを上げるために選択肢に入ります。14インチ以上のMacBookが欲しいのであれば、このMacBook Proしか選択肢はありません。
私の使い方ではあまり不便したことはありませんが、教材と文書作成ソフトを横に並べて表示させた時に若干狭く感じることはあります。情報量の多い動画編集などで大画面で作業されたい方には選択肢になりますね。
この製品を購入するかはM2 Pro / M2 Maxチップを活かしきれるかがポイントです。単純に画面を大きくしたいのであれば、デスクトップ型のiMacや別でディスプレイを用意するという方法も検討した方が良いでしょう。
現行5製品の比較
チップ性能がどれを選んでも満足な性能である中、価格面でM1 MacBook Airが一歩抜けている感じがしますね。初めてのMacBookなら断然M1 MacBook Airがオススメです。
Apple製品を安く買うには?
Apple製品はお得に購入することが可能なのです!私の場合だと、新製品であっても20%オフぐらいで購入できていると思います。詳しくは下の記事をご参考にしてください。
【2023年最新】Apple製品を安く買う3つの方法最後に
Macは仕事の幅を広げ、より効率的に仕事を進めるためのマストアイテムだと私は思っています。ぜひ、ご自身に合ったMacを選んでいただき、仕事で活用していただければと思います。