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年収別 大阪の子育ておすすめエリア(世帯年収300万円未満)

年収別に大阪の子育ておすすめエリアを紹介する企画の第1弾。今回は世帯年収300万円未満で住める子育てに良い街をご紹介します!

世帯年収300万円未満のポジション

出典:厚生労働省2019
平均値中央値
世帯全体約552万円約437万円
世帯主が
29歳以下の世帯
約363万円
世帯主が
30歳台の世帯
約615万円
世帯主が
40歳台の世帯
約695万円
世帯主が
50歳台の世帯
約756万円
出典:厚生労働省2019

世帯年収が300万円未満の世帯というのは、日本では下から32.6%に位置していますので、実に日本の世帯の3分の1にあたります。なお、世帯ではなく個人の場合、平均年収は433万円、中央値は399万円になります。

賃貸の場合、家賃はどれくらい?

家賃は手取りの3分の1以下にするというのが一般的です。世帯年収が300万円未満の手取りはおよそ以下のような感じになるでしょう。

  • 世帯年収300万円 → 手取り約20万円/月 → 目安の家賃:6万円前後
  • 世帯年収250万円 → 手取り約17万円/月 → 目安の家賃:5万円前後
  • 世帯年収200万円 → 手取り約14万円/月 → 目安の家賃:4万円前後

住宅購入の場合、どのくらいの住宅が購入できる?

住宅ローンの場合、返済比率25%以下が良いとされています。ただ、ペアローンは出産等でどちらかが働けなくなったとき、返済が困難になりますので判断が難しいところです。世帯年収が300万円未満で返済比率25%以下にするときの借入額の目安は以下のようになっています。ただし、金利や返済期間等の条件でその額は前後しますので参考までに。

  • 世帯年収300万円 → 借入額の目安:2000万円ほど
  • 世帯年収250万円 → 借入額の目安:1650万円ほど
  • 世帯年収200万円 → 借入額の目安:1300万円ほど

そもそも年収300万円を下回ると、住宅ローンを組めるかも怪しいところです。また、住宅ローンを組めたとしても購入できる住宅がかなり限られてきますので、頭金を用意したいところです。親などから援助があればよいですが、なければ自分で貯金して用意しましょう。

年収300万円未満 大阪の子育ておすすめエリア

子育て世帯を想定していますので、間取りは夫婦+子ども1人以上が住める間取りでなければなりません。そのため最低でも2LDKできれば3LDK以上が望ましいところです。この条件を満たす物件を賃貸と住宅購入の両方で調べてみました。

賃貸の場合

家賃相場が4万円~6万円ほど(管理費込み)で子育て世帯におすすめのエリア(駅)をご紹介しましょう!

紹介するおすすめエリアのルール

子育て世帯をメインターゲットにしていますので、間取りは2LDK・3LDK以上の物件に限定します。また、駅から遠いと子どもの学校探しに大きな支障をきたしますので、駅から10分以内の物件かつ、あまりにも古い物件なのもあれなので、築25年以内という制限をかけて紹介しています。

喜連瓜破(大阪市平野区:OsakaMetro谷町線)

駅からやや遠く、2LDKにはなりますが、この家賃相場で大阪市内に住むなら大阪市平野区にある喜連瓜破駅周辺がオススメです。路線もOsakaMetro谷町線ですので、大阪市内の主要な都市へのアクセスも良好です。治安はやや気になるところではありますが、利便性は抜群ですね。

大阪市平野区についての記事とOsakaMetro谷町線の記事はこちらをご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(東住吉区・平野区・生野区) 大阪の子育ておすすめエリア(OsakaMetro谷町線・長堀鶴見緑地線)

尾崎(阪南市:南海本線)

部屋の広さを重視するなら阪南市にある尾崎駅はいかがでしょうか。大阪のかなり南の方ではありますが、南海本線の特急停車駅ですので意外と大阪市内へのアクセスは良好です。この住宅価格で3LDKとなるとかなり厳しいですが、阪南市であればそれが実現できます。

阪南市の記事と、南海本線の記事はこちらをご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(阪南市・泉南郡〈熊取町・田尻町・岬町〉) 大阪の子育ておすすめエリア(南海本線)

浜寺公園(堺市西区:南海本線)

子どもの遊び場の充実度を意識するなら堺市西区にある浜寺公園駅も候補になります。駅名の由来となっている浜寺公園が近くにあり、子育て世帯には嬉しい施設が揃っています。屋外遊びを充実させたい家庭にはオススメですね。ただ、この価格帯となるとかなり物件が絞られ、部屋はかなり狭くなります。また、浜寺公園駅は準急と普通電車しか停まりませんので交通の便もやや難ありです。

堺市西区と南海本線の記事はこちらをご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(堺市堺区・北区・西区) 大阪の子育ておすすめエリア(南海本線)

喜志・富田林西口・滝谷不動(富田林市:近鉄長野線)

この価格帯で子どもの教育を重視するなら、富田林市がオススメです。この住宅価格帯だと、ほとんどの街で大阪府の平均を下回る教育力なのですが、富田林市なら公立の小中学校のレベルは大阪府の平均を超えてきます。お世辞にも近鉄長野線は大阪市内へのアクセスが良いとは言えませんが、都心部から離れている分落ち着きがあり、教育レベルが高いのが魅力的です。3LDKとまではいきませんが、2LDKならこの価格帯で住むことができます。

富田林市と近鉄長野線については、下の記事をご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(大阪狭山市・富田林市) 大阪の子育ておすすめエリア(近鉄南大阪線・道明寺線・長野線)

住宅購入の場合

フルローンを想定します。今回は世帯年収300万円未満を想定していますので、住宅価格1300万円~2000万円ほどで子育て世帯におすすめのエリア(駅)をご紹介しましょう!

なお、頭金が用意できるのであれば、もう少し良い条件の物件が視野に入ります。

  • 頭金込みで2500万円 → 世帯年収300万円台の記事(近日公開予定)
  • 頭金込みで3000万円 → 世帯年収400万円台の記事(近日公開予定)
紹介するおすすめエリアのルール

子育て世帯をメインターゲットにしていますので、間取りは2LDK・3LDK以上の物件に限定します。また、駅から遠いと子どもの学校探しに大きな支障をきたしますので、駅から10分以内の物件とします。なお、中古物件の場合は住宅ローン控除を受けられる築20年以内(耐火構造物なら築25年以内)とします。

今回の条件(1300万円~2000万円)では新築物件ではオススメできるエリアはありませんでした。新築にこだわるのであれば頭金を用意した方が子育て世帯には良いでしょう。
ちなみに中古であっても子育て世帯に人気の北摂や大阪市内では、この価格帯でこの条件だとほぼ物件が見つかりません。

石切(東大阪市:近鉄奈良線)

中古物件のみです。東大阪市のさらに東の方に位置する自然豊かなエリアです。近鉄奈良線では急行停車駅ですので、1駅で東大阪市の西にある布施、2駅で大阪市内の鶴橋まで到達するので、交通の便は良いです。周囲の環境は田舎っぽさを感じますが、交通の便と自然を重視するならオススメですね。

東大阪市と近鉄奈良線については下の記事もご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(東大阪市・八尾市・柏原市) 大阪の子育ておすすめエリア(近鉄奈良線・難波線)

忍ケ丘(四條畷市:JR学研都市線)

中古物件のみです。四條畷市は平野部が少なく(忍ケ丘駅周辺は貴重な平野部)、大半が自然に囲まれているため、自然の中で子育てしたい家庭にはオススメです。また、四條畷市にある唯一の駅(四条畷駅は大東市)で、そのためか小さい市ですが周辺は栄えています。自然と利便性の両取りをしたいならオススメです。

四條畷市とJR学研都市線については下の記事もご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(寝屋川市・大東市・四條畷市) 大阪の子育ておすすめエリア(JR東西線・学研都市線)

光善寺(枚方市:京阪本線)

中古物件のみです。今回、この項で紹介する中で最も教育レベルが高いのがこの枚方市です。枚方市は北摂に次ぐ教育レベルの高さで、さらに治安も落ち着いているのが特徴です。急行電車以上は停まりませんが、枚方市駅にも近い立地なので、ほどほどに利便性も良いです。ちなみにひらかたパークもすぐそこです。

枚方市と京阪本線については下の記事もご参考にしてみてください。

大阪の子育ておすすめエリア(枚方市・交野市) 大阪の子育ておすすめエリア(京阪本線・中之島線・交野線)

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