大阪の子育ておすすめエリア（水間鉄道・能勢電鉄妙見線）

大阪府の子育ておすすめエリア（路線別）を紹介する企画第17弾。今回は水間鉄道・能勢電鉄妙見線を紹介します。

水間鉄道

貝塚市内だけを通るローカル線です。南海本線の貝塚駅と繋がり、そのまま南東の方へ延び、水間観音駅までつづきます。JR阪和線とも交差するのですが、特に駅が繋がっていることはないので、乗り換えはできません。

ローカル線ですので電車の本数も少なく1時間に2~3本ほどです。短い路線ですので学校数も少ないですが、南海本線沿線には学校が多いのでそちらを視野に入れると良いでしょう。

水間観音駅には水間観音への初詣で多くの参拝者が訪れますし、奥水間温泉なども人気です。駅舎も水間観音のような独特な駅舎です。

微妙という駅があるわけではありません。本当に微妙なのです。住宅価格、利便性どれを取っても微妙なのです。

貝塚駅-貝塚市役所前駅-近義の里駅あたりは市の中心地となっていて利便性は比較的良いのですが、南海本線や JR阪和線の方がスーパーなどが充実していますし、住宅価格も大差ありません。それでいて水間鉄道は電車の本数が少ないのでわざわざ水間鉄道を選ばなくても良いのでは？となることでしょう。

南海本線や JR阪和線の沿線で住宅探しをした結果、水間鉄道も利用できる立地だったというのが自然な流れかなと思います。。始発駅の貝塚駅は南海本線の急行停車駅かつ住宅価格も非常に安いのでオススメですが、水間鉄道としてカウントしづらいところではあります。

兵庫県川西市にある川西能勢口駅から北へ延び、兵庫県と大阪府の県境を通る路線です。光風台駅から大阪府になり、豊能郡豊能町のみを通り妙見口駅まで続きます。

学校は公立高校が1校のみですが、駅から徒歩で辿り着くにはほぼ不可能で、バスで40分ほどかかります。地域の学校という感じですね。

どちらも豊能郡豊能町にある駅です。豊能郡は大阪とは思えない自然豊かな場所で、標高も高いため比較的涼しく静かな場所です。しかし、オススメできる家庭には少々条件がありますので、その条件に合った家庭にしかオススメできません。

中学校までは北摂パワーで大阪でも上位の教育レベルです。しかし、高校になると途端に選択肢が少なくなり、電車で通学可能な大阪府内の公立学校の選択肢はかなり狭いです。是非とも兵庫県の私立学校も視野に入れたいところです。

駅周辺は綺麗に整備された住宅街になっていますのでそこまで田舎感は感じません。問題は利便性で、大型商業施設はもちろんありませんし、スーパーもまばらですので車は必須です。大阪の主要都市へも電車で1時間ほどかかりますので駅近物件であっても覚悟が必要です。

自然豊かな場所で子育てしたい家庭にはピッタリなのですが、その不便さから子どもからは不評な可能性もあります。これらの点をクリアできるのであれば、北摂の中でもブッチギリに住宅価格が安く、住みやすいところにはなっています。

今回は大阪のローカル線についてご紹介しました。ローカル線だけあって、田舎の地域を通りますが、その分住宅価格は抑えられているのが特徴です。特に能勢電鉄は自然豊かな環境で教育的にも魅力があり、なおかつお安く住みたい方にはオススメです。