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大阪の子育ておすすめエリア(河内長野市・南河内郡太子町,河南町,千早赤阪村)

大阪府の子育ておすすめエリア(市・区別)を紹介する企画第15弾。今回は河内長野市・南河内郡(太子町・河南町・千早赤阪村)を紹介します。

更新情報
【2022年1月】2021年度のチャレンジテストの結果を受けて情報を更新しました。

河内長野市

河内長野市にある私立学校

  • 大阪暁光高
  • 清教学園中高

河内長野市にある公立高校

  • 長野〈普通・国際〉

筆者の評価

大阪の最南東で、和歌山県や奈良県と接している市で、市内はほぼ山です。市にある観光地はあまりなく、強いて言うなら関西サイクルセンターという自転車に特化したレジャー施設や寺社仏閣がある程度です。そのため、自然豊かで静かな暮らしができる市になっています。市もそれを推していて、価格を抑えて広い住宅で静かな暮らしができることを押し出しています。

教育

チャレンジテスト(令和3年度)の結果は大阪府で17位で、大阪府の平均を下回ってしまいました。前回が、大阪府の平均を超えていただけに残念なところです。とはいっても、中位にはいますのでそこまで悲観するものではありませんし、今後の挽回に期待がかかります。

逆に高校は物足りませんね。立地的に学生が集まりにくいのは分かりますが、かなり手薄な印象です。高偏差値帯の学校へは南海高野線を使って、北の方で学校探しをすると良いでしょう。

利便性

交通面では、南海高野線近鉄長野線が通ります。河内長野駅から難波へは30分弱なので許容範囲ですが、大阪阿部野橋まで(長野線→南大阪線)は40分程度ですのでかなりギリギリのラインです。路線が手薄なエリアもありますが、山なので住民も少なく、あまり問題ありません。

買い物面では、スーパーは意外と豊富で、河内長野駅以外にもそれぞれの駅周辺にはしっかりと揃っています。大型商業施設もノバティながのじゃんぼスクエア河内長野店イズミヤ河内長野店があり、全て河内長野駅周辺にあります。交通面、買い物面で河内長野駅周辺は優れていますね。

治安

治安は、大阪市からかなり離れる山の方というだけあってかなり落ち着いています。北摂の高級住宅街を有する池田市や大阪府の最南端の岬町と同程度ですのでかなり良好ですね。

住宅価格

住宅価格は、富田林市や貝塚市と同程度です。利便性や教育面(令和3年度は振るいませんでしたが)で考えると大阪でも屈指のコスパの良さです。これ以上住宅価格を安くすると一気に教育面が心配であったり、利便性が悪い地域ばかりになりますので、住宅価格を抑えるのはこのあたりまでにすることをオススメします。

南河内郡(太子町・河南町・千早赤阪村)

南河内郡(太子町・河南町・千早赤阪村)にある私立学校

  • 上宮太子(太子町)

南河内郡(太子町・河南町・千早赤阪村)にある公立高校

  • なし

筆者の評価

大阪の南東にある街で、奈良県と隣接しています。昔は堺市や富田林市・河内長野市など多くの市が属していましたが、どんどん市として独立していき今では太子町・河南町・千早赤坂村の3つのみになりました。南河内郡の魅力は自然と物価の安さですね。観光地もあまりなく、金剛山に登山客や小中学生がよく来る程度です。

教育

チャレンジテスト(令和元年度)の結果は学校数が少ないため非公表です。一応、太子町・河南町・千早赤坂村には中学校が1校ずつと小学校が2校ずつあります。ただ、立地的にはかなり厳しいところが多いですね。

高校は私立学校が1校のみです。なお、公立の河南高校は富田林市にあります。この立地では高校は作りにくいですね。

利便性

交通面では、3つの自治体ともに駅はありません。太子町だけが唯一、町外の駅が徒歩圏内という場所がある程度です。(河南町も頑張れば徒歩圏内の場所もありますが…。)基本的にバスを利用することになりますし、車は必須ですね。大阪市内へのアクセスは絶望的です

買い物面では、大型商業施設はもちろんありませんし、スーパーもかなり少ないです。スーパー圏内に住まないとかなり大変な思いをすると思いますので、場所は要チェックです。

治安

治安は、千早赤阪村>河南町>太子町の序列で良いですが、ハッキリ言ってどこも田舎で、そもそも人がいないので治安はめちゃくちゃ良いです。豊能郡能勢町や三島郡島本町といった北摂の超落ち着いたエリアと同等です。

住宅価格

住宅価格は、太子町>河南町>千早赤阪村ではありますが、太子町でも大阪府では最安レベルです。庭付き駐車場ありの2階建てが建つような土地が1000万円を切ります。大阪市や北摂だと土地のみで5000万円を超えてくることを考えると驚きですね。

とは言ってもそもそも販売物件数がめちゃくちゃ少ないのと、2町1村には駅がないので、駅近物件もほとんどありません。大阪市にはほとんど用事がなく、自然豊かなところで、広々と暮らしたい方にはオススメですね

最後に

3回連続で南河内に属する自治体をご紹介してきましたが、これで全てとなります。個人的に南海高野線エリア(大阪狭山市・富田林市・河内長野市)は教育的にも住宅価格的にもかなり魅力的なエリアだなぁと思っています。教育面のコスパの良さを重視したいご家庭はぜひご検討ください!

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