ぱぱてんてーってICTに詳しいんでしょ?iPad買いたいんだけど、何かいいのない?
ついにiPad買うんですね!任せてください、一番利用方法にあったものをご紹介しますよ!
2021年のiPadラインナップ
- iPad(第9世代) 通称:無印iPad
- iPad Air(第4世代)
- iPad mini(第6世代)
- 12.9インチiPad Pro(第5世代)
- 11インチiPad Pro(第3世代)
現行のモデルだとこの5種類になると思います。家電量販店などでは、旧世代のものも置いてありますので、注意が必要です。
2021年秋の変化
無印iPad(第9世代)とiPad mini(第6世代)で世代交代が行われました!それぞれの変更点を見ていきましょう!
iPadの旧世代からの主な変更点
- ディスプレイがTrue Toneに
- チップがA12からA13に変更
- ストレージ容量変更
- フロントカメラ強化
- 価格が微増
ハッキリ言って大きな変化はありません。詳しくない人からしたら、旧世代との違いが分からないレベルだと思います。
しかし、iPadを生徒に持たせている場合、2022年度の新入生が持つiPadはこの第9世代になることが濃厚です。ストレージが変更になり、第8世代の32GBモデルを採用していた学校であった「ストレージカツカツ問題」は幾分か解消されるでしょう。
iPad miniの旧世代からの主な変更点
- ディスプレイが8.3インチへ大型化
- A12チップからA15チップへ
- アウトカメラ・インカメラともに強化(カメラが出っ張った)
- 5G対応
- Apple Pencil(第2世代)に対応
- 300gを切る軽さ
- トップボタンにTouch ID
- LightningからUSB-Cに
- 横向きスピーカー
こちらは進化しすぎて興奮が収まりません!特に第2世代Apple Pencil対応が待ち望んでいました!あと、トップボタンにTouch IDがあるのは、マスクをしなければいけない昨今では非常にありがたいです。
結論!教員にオススメのiPadはこれだ!
現時点で、1台だけ選べと言われれば「iPad Air(第4世代)」をオススメします!しかし、それぞれのiPadに良い点があるので、使い方次第では他のiPadも候補になります。では、それぞれのiPadがどのような先生に向いているのか詳しく見ていきましょう。
iPad(第9世代)
コスパ重視なら無印iPadが圧倒的にオススメです。64GBモデルで39,800円(税込)というのは、iPadの中でもっともリーズナブルです。それに、どのiPadでもできることは大差ありません。特にこだわりが無いのであれば、無印iPadを購入することをオススメします。
他のiPadとの一番の違いは、第2世代のApple Pencilに非対応というところです。第1世代のApple Pencilには対応しているのですが、どうしても利便性で劣ってしまいます。Apple Pencilを使った、リアルタイムで書きながら授業を行うスタイルをしたい場合なら、他のiPadの方がストレスなく授業できます。
逆に言えば、資料の閲覧や配布、アプリでの学習や管理だけなら無印iPadで十分ということです。
iPad Air(第4世代)
PowerPointで作った資料をただただ説明するだけの授業は、もうICT教育とは言えない時代になりました。これからの時代はリアルタイムに生徒と教員、生徒同士が繋がるような指導が求められます。そのとき即時にアウトプットできるApple Pencilの存在は非常に強力な存在です。
Apple Pencilを使った授業をしたいのなら第2世代Apple Pencil対応のiPad Air(第4世代)がオススメです。第2世代Apple Pencilは磁石で本体とくっつき、自動で充電・ペアリングをしてくれますし、コロコロ転がることもなく、本体とくっついてくれるので無くす心配もほぼありません。第1世代だと面倒に感じていたことが一気に解消されていますので、ストレスなく使いたいなら、第2世代対応のiPad Air(第4世代)を強く薦めます。
miniやProも第2世代Apple Pencilに対応はしていますが、それらには教員に向かない欠点があります(後述)。iPad Air(第4世代)の最大の長所は、欠点がなく、大体のことをそつなくこなすオールマイティーなところです。メイン機として持つのに十分な性能がありますので、私が最もおすすめするiPadになります。
iPad mini(第6世代)
旧世代から大幅に進化はしましたが、miniの画面サイズではやや小さく授業には向きません。特に板書代わりにiPadに書いたことをプロジェクターで黒板に投影して説明するというケースがよくあるのですが、画面サイズのために文字を書くときの操作性が悪いです。生徒に情報を伝えようとして引きで投影すると、小さい文字を書かないといけなくなり、文字を綺麗に書こうとアップで書くと、投影されているのは文字だけという現象に陥ります。
ただ、サブ運用としてはかなり優秀です。というか私もサブ運用で購入を検討しています。用途としては、板書計画を見るときや自分だけの利用のときです。プロジェクターで投影しつつ板書計画を見るためには2台の端末が必要です。このとき、軽量なこの端末があればかなり楽です。また、会議など自分だけが端末を見れば良い状況だと、軽くて持ち運びやすい方を選びたくなります。
総じて、メイン機にはしづらいですが、サブ機としては優秀なiPadだと思います。
12.9インチiPad Pro(第5世代)
非常に高性能でパワフルなiPadですが、画面が大きすぎて重いです。授業で持ち運ぶことを考えると画面サイズは11インチの軽量のものを選んだ方が良いでしょう。
性能はかなり良いので動画編集など重い作業をよく行う先生には向いています。しかし、それをするんだったらMacで良いんじゃない?ってなりますので、用途が難しいiPadになります。
自宅用として、「iPadとMacの両方を1台で!」といった方には向いていると思います。ちなみに、ApplePencilの書きごこちやディスプレイ性能は最高レベルなので、趣味で絵を描く人にもオススメです。
11インチiPad Pro(第3世代)
性能自体は私がオススメしているiPad Air(第4世代)よりもハイスペックです。サイズも11インチで12.9インチiPadの重いという弱点を克服したように見えますが、まだ欠点があります。それがFaceIDの存在です。現在の学校現場では授業中だけでなく、職員室でもマスクが必須です。すなわちマスクをズラさないとロックを解除できません。これでは使いづらいので、学校現場では向きません。
ちなみにFaceIDは12.9インチiPad Proにも採用されていますので、そういう意味でも12.9インチiPad Proは使いづらいです。
こちらも自宅用でiPadとMacを1台にまとめたい方や絵を描く方で、より軽量なiPadをと思う方に向いています。
現行5製品の比較
私が教員に関係がありそうなものをピックアップして比較したものが下の表になります。より詳しい比較を見たい場合は、Appleの公式サイトでも比較できますのでそちらをご覧ください。
んーやはり、iPad Air(第4世代)の欠点の無さが目立ちますね。
最後に
2021年秋の教員にオススメのiPadをご紹介しました!無印iPadとiPad miniの世代交代でより選択肢が増え、便利になりしたね。今後も新製品が発表されたらご紹介したいと思います!