不定期更新のお知らせ

【新SPU攻略】楽天証券〈新〉SPU攻略(投資信託編)【2022年4月1日スタート】

2022年4月1日から楽天証券のSPUが変更されます。今回は楽天証券の新SPU(投資信託)についてご紹介します。

【SPU】楽天証券(投資信託)+0.5倍

まずは、条件を確認しましょう!

  • 楽天ポイントコースとマネーブリッジを設定
  • 当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)

楽天証券での口座開設や楽天ポイントコースとマネーブリッジの設定については、こちらの記事をご覧ください。

【新SPU攻略】楽天証券〈新〉SPU攻略(準備編)【2022年4月1日スタート】 

30,000円以上のポイント投資を投資信託で行えばよいのですが、金額だけを見るとハードルが高いですよね。これを捻出できるのかをよく考えることが必要です。

損得ラインは存在しない!

他のSPUにはSPU攻略のために支出した分をポイント還元でどれだけ取り戻せばプラスマイナスゼロになるのかという損得ラインが存在するのですが、楽天証券のSPUの場合はそれがありません。なぜなら、現金が投資信託や証券に変わるだけだからです。将来的にその投資信託や証券を売却すれば、売却したときの投資信託や証券の価格分だけ現金として手元に戻ってきます。

しかし、投資信託や証券は価格変動します。この点は気を付けなければいけませんね。とは言っても、過去の実績で言えばS&P500という米国の優良企業500社の株価からなる指数に投資した場合、20年間で平均年利7%弱増えています。あくまで過去の実績で今後もこの傾向が続く保証はありませんが、経済は右肩上がりに成長している傾向はあります。

楽天証券のSPUを達成するために、月30,000円の投資信託(S&P500連動ファンド)に投資したとして、30年後どうなっているかをシミュレーションしてみましょう。今回は過去の実績よりは控えめに、年利5%として計算してみます。

金融庁シミュレーションより

なんと、30年間の積み立てで元本が1,080万円ほどなのに対し、その収益は1,400万円を超え、合計で2,000万円を大きく超えています。これだけで老後2,000万円問題は解決してしまいますね。このように、投資は損をする可能性は含んでいますが、歴史的にはプラスになることが多く、楽天証券のSPUを攻略するために資産運用することは損得ラインだけでは語ることができません

手数料無料ファンドを即売りもあり

「とは言っても、毎月3万円も投資できないよ!」という方には購入した投資信託をすぐに売って次の投資資金にする方法もあります。投資信託には手数料のかからないファンドがあり、それを売買します。

しかし、投資信託は日々価格変動します。即売りでも約定までの期間がありますので、価格は多少なりとも変動してしまいます。価格が上昇すればプラスですが、価格が下落すると損をしてしまいます。そこで価格がほとんど変動しないようなファンドを購入することによって、価格変動リスクを抑えます。具体的には日本の国内債券がオススメです

投資としての妙味はありませんが、投資資金を確保しづらい方はこの方法も検討してみると良いでしょう。

つみたてNISAを活用しよう!

つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。(金融庁

日本には政府お墨付きで少額の投資(年間40万円を20年間)をすることができます。扱われる金融商品は金融庁が厳選したもののみですし、しかも非課税です!

少額と言っても年間40万円ですので多くの人にとっては大金だと思います(上限まで購入する必要もありません)。これを1か月あたりに計算すると33,333円になります。なんと、楽天証券の新SPU(投資信託)の購入条件である30,000円を買うのにちょうどいいではありませんか!(まぁ楽天証券もこれが狙い何でしょうけど…。)

楽天証券のSPUを攻略する際には、是非ともつみたてNISAを活用することをオススメします。

積立設定をしよう!

毎月手動で投資信託を購入することも可能ですが、楽天証券には毎月自動で投資信託を定額購入してくれるサービスがあります。これを利用するためには、楽天カードが必要になりますので、まだ持っていない方は事前に準備しておきましょう。楽天カードについてのは以下の記事もご参考にしてみてください。

【SPU攻略】楽天カード入会の最適なタイミングとルート

まず、購入したい投資信託のページに行きましょう。「トップページ」→「投資信託を探す」から目的の投資信託のページに行きます。

今回はeMaxis Slim 米国株式(S&P500)を例に説明します。今回はスマートフォンの画面で説明しますが、ブラウザでもほぼ同じ操作で積立設定ができます。

まず、「積立注文」をクリック(タップ)すると、積立方法の確認があります。

ここで楽天銀行のマネーブリッジも利用できますが、楽天カードの方が恩恵が多いのでこちらを選択します。買付金額の0.2%~1%分のポイントが付きます。ポイント利用する額も自由に設定できます。これは1月に利用するポイントの上限金額であって、積立日に不足していても大丈夫です。楽天銀行か楽天カードの負担割合が増えるだけです。確認が終われば「次へ」をクリック(タップ)しましょう。

ここで、毎月の積立額を設定します。SPUの条件は30,000円ですので、30,000円以上の額を入力しましょう。分配金コースは再投資型が税制上オススメです。課税を先延ばしにすることができます。

その設定が終われば、口座の選択になります。NISA口座を開設していればそちらが良いですが、開設していないなら特定口座で良いでしょう。口座選択が終わればあとはひたすら確認です。確認が一通り終われば積立設定は完了です。

これで、毎月楽天証券(投資信託)のSPUが達成となり+0.5倍となります。また、楽天カードを保有していて、楽天銀行のマネーブリッジもできていることでしょうから、楽天カードのSPUの+1倍楽天カード+楽天銀行のSPU+1倍も同時達成できますので、合計+2.5倍の状態になることでしょう。

オススメの投資信託は?

良い投資信託は手数料無料かつ、信託報酬が安くて、成績が良いものです。そんな都合の良いものがあるのかと思うかもしれませんが、それがあるのです!詳しいファンド名は以下の記事をご参考にしてください!

楽天証券SPU達成のために買う投資信託オススメ3選

最後に

楽天証券の新SPUは条件変更に伴い攻略難易度が格段に上がってしまいましたが、まだまだ攻略できる範囲内です。特に投資信託はつみたてNISAとの相性も良く、資産形成を図るうえでは非常に効果的ですのでオススメですよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA