SBI証券がPontaポイントに対応しました!そこで、今までPontaポイントをauカブコム証券で運用してきましたが、SBI証券に全面乗り換えすることにしました。今回は乗り換えのポイントについてご紹介します。
4大ポイントでポイント投資ができる証券会社
4大ポイントとは楽天ポイント、dポイント、Pontaポイント、Tポイントの4つのことです。日本で最も利用されているポイントではないでしょうか?これらを投資に使える証券会社をまとめてみました。
- 楽天ポイント:楽天証券
- dポイント:SMBC日興証券
- Pontaポイント:auカブコム証券・SBI証券(New!)
- Tポイント:SBI証券・SBIネオモバイル証券
このように、SBI証券がPontaポイントに対応するまでは、1つの証券会社で複数のポイント投資ができる証券会社はありませんでした。
SBI証券がPontaポイントに対応!
ついに、2021年11月SBI証券がPontaポイントに対応しました!これによって、PontaポイントとTポイントの両方を1つの証券会社でポイント投資できるようになりました。これによって、以下のメリットがあります。
管理と相続が楽!
今まで2つ管理していたものが、1つになるので、運用成績を巡回する手間も減りますし、資産管理がぐんと楽になります。
また、人はいつ死ぬのか分かりません。若くして死ぬこともあるでしょう。死ぬ前に売却できて現金化することができるのであれば良いですが、そうできるとは限りません。株や投資信託を相続するのは大変ですので、その手間が1つ減るというのは残された家族にとってメリットですね。
UIが優秀!
auカブコム証券の悪いところとしてUIが絶望的で、めちゃくちゃ使いにくく、見にくかったです。保有している銘柄の評価損益であったり、保有している銘柄を追加購入するのも一苦労でした。結構ストレスでしたね。
SBI証券のUIはauカブコム証券に比べて格段に使いやすく見やすくなっています。使っている身としてはほぼノーストレスです。使いやすいSBI証券のみで2つのポイント投資ができるのは大きなメリットです。
取引に応じてポイントが貯まる!
貯まるポイントは以下の通りです。
● 国内株式現物取引(国内株式手数料マイレージ)
→スタンダードプラン及び現物PTS取引の月間手数料の1.1%相当
●投資信託取引(投信マイレージ)
→対象投資信託の月間平均保有額1000万円未満:年率0.1%相当
→対象投資信託の月間平均保有額1000万円以上:年率0.2%相当
●金・プラチナ取引(金・プラチナ・銀マイレージ)
→スポット取引及び積立買付の月間合計手数料の1.0%相当新規口座開設
●新規口座開設
→一律100ポイント
●国内株式入庫
→1回の移管入庫につき100ポイント
買付手数料に応じてポイントが貯まるだけでなく、投資信託の保有額に応じてもポイントが貯まるのは嬉しいところですね。長期投資をすればするほど、どんどん貰えるポイントが増えていきますので嬉しい限りです。
PontaポイントをSBI証券で利用するには?
利用方法は超簡単です。
「メインポイント設定」というところからPontaポイントの「利用を開始する」からPontaポイントを登録するだけです。1分程度ですぐに完了しますので、サクサクですよ。
そうすると、購入する前にどちらのポイントを使うか選べて、手軽にポイント投資をすることができます。
SBI証券で口座開設するならモッピーがオススメ
そんなPontaポイントとTポイントの両方でポイント投資ができるのがSBI証券の魅力です。SBI証券を普通に口座開設してもいいのですが、どうせならポイントサイトを経由した方がお得にポイントを獲得できます。
ポイントサイトの「モッピー」を経由すると、今なら6000円相当のポイントが付与されて非常にお得です。さらに、下のボタンからモッピーに入会すると、ミッション達成でさらに2000円相当のポイントが付与されて合計8000円分のポイントがもらえます!ぜひこの機会に登録してみましょう!
auカブコム証券からSBI証券にお引越しするには?
auカブコムで保有している株式や投資信託は、他社の証券会社に移すことが可能です。私の場合、auカブコム証券で「eMAXIS NASDAQ100 インデックス」を保有していますので、この投資信託をお引越しさせようと思います。
auカブコム証券の手数料問題
Pontaポイントで運用するならauカブコム証券でしょ!と思って、あまり考えずに利用してきましたが、auカブコム証券から他社の証券会社に引越しするときは手数料が必要になります。
- 投資信託:1銘柄につき5,500円(税込)
- 株式:1銘柄につき1,100円(税込)、口座あたり1回の上限33,000円(税込)
た、高い…。
そのまま移管するとなると、高額の手数料を取られてしまいます。これは参りましたね。
SBI証券
投資信託:1銘柄につき3,300円(税込)
株式:無料
SBIネオモバイル証券
投資信託:取り扱いなし
株式:無料
楽天証券
投資信託:1銘柄につき3,300円(税込)
株式:無料
auカブコム証券の手数料の高さが際立ちますね。ちなみに、私が国内株式を端株で購入しているSBIネオモバイル証券が株式無料だったのでホッとしています。
うん、売却しよう
この手数料には驚きました。この手数料を支払うと折角の運用益が消し飛んでしまいます。やむを得ず、売却することにしました。
幸い現在、米国株が好調ですので運用益はプラスですので、心置きなく売却できます。「eMAXIS NASDAQ100 インデックス」は売却時の手数料(信託財産留保額)がかからないので、その点もいいですね。というか信託財産留保額や買付手数料があるような、ぼったくり投資信託には手をつけてはいけませんがね。
(2022年1月追記)SBI証券で投信お引越しプログラムが恒久化!
2022年1月1日よりSBI証券で投信お引っ越しプログラムが恒久化しました!なんと、出庫手数料をSBI証券が負担してくれるます!いやー、もう少し我慢すれば良かった。非常にお得なプログラムですので、投資信託のお引っ越しをご検討の方は是非こちらをご利用ください!(詳しくはこちらから)
まだあった、auカブコム証券のトラップ
無事に投資信託を売却し、証券口座内に現金が入りました。これを手元の銀行口座に移せばOKです。
しかし、ここでもトラップがありました。私のお小遣いを管理する楽天銀行の口座では出金手数料がかかってしまうのです。ここまできて手数料を払うわけにはいきません。出金手数料が無料となる銀行は三菱UFJ銀行・池田泉州銀行・中京銀行・イオン銀行・auじぶん銀行の5つです。
奇跡的に大学生のバイト時代に作った三菱UFJ銀行の口座があったので、それを出金口座に設定し、なんとか現金として引き出すことができました。結構長い道のりでしたね。売却して得た現金はまた投資に使おうと思います。
auカブコム証券のまま塩漬けするのもあり
なんだかんだで面倒ですので、引き続きPontaポイントをauカブコム証券で運用するのもありですし、すでに購入した投資信託や株式はそのまま放置するのもありでしょう。ただ、管理が煩雑になってしまうのと、忘れ去られてしまう懸念もあるので、私は売却し完全にSBI証券にお引越しすることにしました。
auカブコム証券の口座は今後再利用することもありますので、私は中に何もない状態で一応置いておこうと思います。今後、めちゃくちゃ利用しやすくなってるかもしれませんからね!
最後に
SBI証券がPontaポイントに対応したことで、ポイント投資が格段にやりやすくなりました。ポイント投資をまだ始めたことがない人も初めてみてはいかがですか?
auカブコム証券の投資信託を移管することには失敗しましたが、ポイント投資を1本化できたので満足です。
私はこれで、楽天証券(NISA口座:投資信託+高配当米国株)とSBIネオモバイル証券(高配当日本株)、SBI証券(ポイント投資)の3つの証券口座を使い分けています。それぞれ良さがありますので、うまく使い分けていきたいですね。
また今後、楽天証券やSBI証券がさらにパワーアップし、SBIネオモバイル証券にある日本株を移管できたらさらに利便性が上がるのになーとも思っています。期待していますよ!