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大阪の子育ておすすめエリア(四つ橋線・ニュートラム)

大阪府の子育ておすすめエリア(路線別)を紹介する企画第5弾。今回はOsaka Metro四つ橋線とニュートラムを紹介します。

Osaka Metro四つ橋線

参照:OsakaMetro HPより https://subway.osakametro.co.jp/index.php

北区の西梅田駅から住之江区の住之江公園駅まで延びる路線です。御堂筋線の西側を並行して南下していくのが特徴でファミリー層に人気の大阪市西区を通ります。その他の区は北区・浪速区・西成区・住之江区を通っています。大阪市内のオフィス街や繁華街を通る線ですので、公立高校と私立学校の選択肢は少なく、私立の女子校1校のみとなっています。しかし、交通の便のは良く、複数の路線と連絡していますので、乗り換え前提なら選択肢は豊富です。

四つ橋線にある私立学校

  • 相愛中高〈女子〉(本町)

四つ橋線にある公立高校

  • なし

四つ橋線のおすすめの駅

本町

四つ橋線の北側は人気の西区を通るとは言え、区の東側の繁華街寄りを通っています。そのため、子育て世帯向けの駅は少ないです。その中でおすすめするなら本町駅の西側のエリアです。場所としては、大阪市西区中央区の境になります。

本町駅は四つ橋線の他に御堂筋線と中央線も利用可能なOsaka Metro内でも最強の駅です梅田まで5分、難波まで3分という抜群のアクセスです。その他のエリアも大阪市のほぼ中心に位置することからどこへでも行きやすいので、学校選びにも困りません。

本町駅周辺はオフィス街になっていますが、西側の西区のエリアであれば都会の中にありながら落ち着いたエリアで靱公園を筆頭に公園なども充実しています。大阪市内の中心地ですので、各種店舗や飲食店も豊富ですので、買い物面でも不自由はありません。それでも買い物に困ったら梅田や難波がありますので、なんでも揃います。

都会の利便性もありながら、住環境も良いという贅沢な立地ですが、住宅価格が跳ね上がります。3LDK以上の賃貸マンションの家賃相場は16.4万円と圧倒的ですこれぐらいの住宅費どうってことないという方にはかなりおすすめできる駅になります

ちょっとこの価格は厳しいがこのエリアに住みたいという方はさらに西の阿波座駅あたりか南西の西大橋駅あたりになると、気持ち安くなります。(それでもかなり高いのですが。)

四ツ橋

おしゃれな街「堀江」に最寄り駅で大阪市西区にあるのが四ツ橋駅です。四ツ橋駅の東側は心斎橋があり、南東はアメリカ村があるので、東側はややごちゃごちゃしています。堀江がある西側はスッキリしていておしゃれな街並みですので住むならこちら側が良いでしょう。四つ橋線の東西で一気に雰囲気が変わります。堀江にはおしゃれな雑貨屋やインテリア店、カフェなどがたくさんあり、すぐ近くの難波とは違った雰囲気がある街です。

交通の便もよく、地下では心斎橋駅と繋がっていますので四つ橋線以外に長堀鶴見緑地線御堂筋線が利用可能です。梅田・難波・天王寺・京橋・森之宮といった大阪府内の主要な都市に乗り換え無しで移動可能です。

都会のど真ん中ですが、全く公園がないわけではなく点々とあります。しかし、本町駅で紹介した靱公園のような大型な公園はありません。スーパーも少ないので、外食やデリバリーが多くなりそうです。ここに住める時点で自炊は少なくなりそうですが…。実は堀江には激安スーパーで有名なスーパー玉出があります。街の雰囲気に全く馴染んでませんが、自炊ができないわけではありません。

3LDK以上の賃貸マンションの家賃相場は14.8万円で本町よりは若干安くはなりますが、大阪府内ではかなり高いです。こちらもこれぐらいの家賃どうってことないよという家庭向けです。自然や落ち着いた雰囲気を重視するなら本町、スタイリッシュなおしゃれさを重視するなら四ツ橋がおすすめです

北加賀屋

四つ橋線を利用したいが、住宅価格が厳しいという方には住之江区にある北加賀屋駅がおすすめです。

3LDK以上の賃貸マンションの家賃相場は8.2万円と本町の半額程度まで安くなります。しかし、大阪市の南へ外れる分梅田へのアクセスは悪くなりますし、複数路線選択できるわけでもありませんので、交通の便は四つ橋線頼みです。スーパーは駅の北側のエリアは少なくなっていますので、南側がおすすめです。また、駅周辺は飲食店も多いので、外食には困りません。

北加賀屋は最近、アートの街としてアピールしています。街中にはウォールアートが点在し、芸術的な刺激にあふれ、それを育もうとする街になっています。芸術方面に力を入れたいと思う子育て世帯にはかなりおすすめの駅であると思います。

アートに力を入れているのは主に駅の北側になります。住むのに便利な南側と、アートを楽しむ北側に別れている印象です。

Osaka Metroニュートラム

参照:OsakaMetro HPより https://subway.osakametro.co.jp/index.php

住之江区の人工島である咲洲を通るのがOsakaMetroニュートラム(正式名称:南港ポートタウン線)です。OsakaMetroで唯一自動運転をしているのが特徴です。咲洲にはATCインテックス大阪といったイベントごとで良く利用される施設がありますので、過去に利用されたことがある方も多いと思います。催し物を近くで楽しみたい方には良いエリアです。イベントの時は混雑しますが、それ以外の時は比較的落ち着いたエリアになります。

学校はイロモノ揃いです。大阪金剛インターナショナルは日韓両国で認可されたコリアンインターナショナルスクール(私立)で、港南造形は美術、住吉商業は商業に特化した公立高校です。市立水都国際は開校して間もない学校で、その特色から良くテレビ等の取材がある学校です。ネイティブの先生も多く授業も英語が飛び交う学校です。そして公立高校だけでなく、私立高校を含めてもトップレベルに校則が緩い学校ですので、校則に縛られず自分らしくありたいと思うお子さんには良いでしょう。

ちなみに市立の学校ですが、学校経営は学校法人大阪YMCAですので、採用試験は別で行われますし、給与も大阪市の公立教員とは違います。教員を目指される方は気をつけましょう。

ニュートラムにある私立学校

  • 大阪金剛インターナショナル小中高(コスモスクエア・トレードセンター前)

ニュートラムにある公立高校

  • 港南造形(南港東)
  • 住吉商業(住之江公園)
  • 市立水都国際中高(ポートタウン西・ポートタウン東)

・ニュートラムのおすすめの駅

(現状は)なし

大阪のバブルの遺産とも呼ばれる人工島3つ(舞洲・夢洲・咲洲)ですが、咲洲は買い物面では埋め立て当時からある古い商業施設のみで、利便性が良いとは言えません。また梅田へは40分弱と大阪市内の主要都市へも時間がかかり交通の便も良いとは言えない状況です。

コスモスクエア駅は中央線の始発駅で、梅田へも20分ちょいと交通の便は良い、静かな街です。しかし、飲食店は少なく、大型ショッピングモールどころかスーパーも少なく、日常の買い物には不便さを感じるでしょう。さらには病院も少ないので駅前にマンションだけ立った感じです。物件価格も中央線の始発駅になっていることからニュートラムの中では高い方です。

当ブログは無理やり絞り出しておすすめする駅を紹介するスタイルではなく、おすすめできないと思ったら紹介しないスタイルです。

ただ、今後発展の可能性は大いにあります。それは2025年に予定されている大阪万博IR(統合型リゾート施設)の計画です。どちらも予定地は咲洲の隣の夢洲で、中央線を延伸して咲洲のコスモスクエア駅から夢洲と舞洲をつなぐ計画があります。そこへアクセス良好な咲洲は夢洲の開発とともに需要が高まり、一緒に発展していく可能性が大いにあります。現に、延伸予定の中央線付近の物件価格は上昇しています。

ニュートラムと咲洲の今後はこの2つの成功にかかっていると言っても過言ではありません。この需要を見越して比較的安いときに手をつけるのも良いですし、成功を見て咲洲の需要が高まってからでも良いでしょう。現状は住みにくいですが、今後に期待がかかるエリアです

最後に

今回はもうすでに利便性が高い四つ橋線と今後の発展が期待されるニュートラムをご紹介しました。個人的には大阪全体のためにも、夢洲の計画がうまくいき、海側のエリアだけでなく大阪全体が発展してもらうことを願っています。

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