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【デュアルSIM】主回線「povo 2.0」+副回線「MNP弾」でお得で快適な通信環境を!

これまで当ブログでは、スマホをデュアルSIM運用をする場合、主回線「povo 2.0」+副回線「楽天モバイル」を推奨してきました。しかし、楽天モバイルが改悪されたことでそのメリットが薄れてきました。今回はその代わりとなるデュアルSIM運用についてご紹介します。

楽天モバイルの改悪

出典:楽天モバイル

以前ご紹介していた、主回線「povo2.0」+副回線「楽天モバイル」のメリットはこちらです。

povo 2.0のメリット

・安心のau回線を使った高速通信で、どこでも繋がりそして速い。

・データ通信量が25GB以下なら最安水準の利用料金。

・トッピングにより自分の状況に合わせてカスタマイズできる。

楽天モバイル(旧プラン)のメリット

・データ通信量1GBまでなら0円で利用できる。

・楽天LINKアプリを使用すれば通話料が無料。

・楽天市場での買い物が+1倍。

基本はpovo 2.0を使い、楽天LINKアプリ楽天市場のポイントアップのために楽天モバイルを契約するスタイルです。この使い方だと楽天モバイルに支払う料金は0円で通話料無料とポイントアップの恩恵を受けることができました

しかしこのプランが2022年7月1日から変更され、1GBまでの利用が0円だったものが撤廃され、3GBまでの利用で1,078円に一本化されました。一応、10月31日まではこれまで通り1GBまでならポイント還元等で実質無料で利用できるのですが、これは痛いですね。楽天モバイル契約者の楽天市場でのポイント還元が+1倍から+2倍に変更され、ダイヤモンド会員ならさらに+1倍される変更がされましたが、改悪の方が目立ってしまっています。

これにより、「1,078円」と「楽天LINKアプリ+楽天市場のポイント(+2~3倍)」を天秤にかける必要が出てきました。一応、3GBまでの通信は利用できるのですが、楽天モバイルはプラチナバンドという通信回線が繋がりやすい周波数帯の電波を割り当てられていないこともあり、通信は良いとは言えません。大阪市内でも繁華街や地下などはかなり繋がりにくいですので、データ容量の3GBはおまけ程度に思っておいた方が良いでしょう

主回線「povo 2.0」+副回線「MNP」弾

楽天モバイルの改悪を受けて、私の結論は「楽天モバイルをMNP転出する」ということに至りました。そしてこれからは良好な通信回線とお得さも取りに行きたいので、主回線の「povo 2.0」はそのままに副回線を「MNP弾」にすることにしました。

副回線「MNP弾」

MNP弾とは他社の通信回線に乗り換える(MNP転出)ために維持する回線のことです。各通信会社では顧客を増やすために、他社の通信回線を使用している人を対象にお得なキャンペーンを実施しています。端末の割引が行われたり、ポイントや現金などによるキャッシュバックが多いですね。そのお得なキャンペーンを得ることを目的に維持する回線がMNP弾です。

MNP弾に求める条件は以下の通りです。

  • 「キャンペーンによるリターン」>「回線の維持費(コスト)」(必須条件)
  • 契約期間の縛りなし(必須条件)
  • 解約に伴う費用等無料(ほぼ必須条件)
  • 通信回線の品質(主回線で代用可)
  • 主回線にないメリット(あれば嬉しい程度)

最大の目的は乗り換えキャンペーンを美味しくいただくことです。キャンペーンのリターンがコストに見合っていないと意味がありませんので、副回線を解約して主回線に一本化した方が無難です。とは言え、ほとんどの通信会社では1万円〜2万円ほどのキャンペーンが実施されていますのでコストが大きくなり過ぎない限りリターンの方が大きくなります。

コストの目安は6ヶ月間の料金です。短期間で乗り換えを繰り返し行うとブラックリストに登録され、以後乗り換えに制限がかけられたり、キャンペーンを適用できなくなったりします。ブラックリストに登録されるかされないかの境目は概ね6ヶ月です。そのため、基本的には契約から6ヶ月が経過したら次の通信会社に乗り換えることになります。(キャンペーンがあるのは乗り換え時のみですので、6ヶ月以降も同じ通信会社で回線を維持するのはコストだけが増えていくだけです。)

また契約期間の縛りがなく、契約解除に伴う費用がかからないことも重要です。乗り換えをひたすら繰り返しキャンペーンのお得な部分だけを享受することが目的ですので、乗り換えが不便だったり費用がかかってしまうと本末転倒です。

通信回線の品質は良ければ嬉しいですが、悪くても主回線で代用可能です。ただ、副回線の通信品質が良ければ主回線のデータ容量をセーブして主回線の料金を節約することが可能です。通信品質が今ひとつならば副回線は料金が最安のもので維持し、主回線の方を利用することになります。現状0円で回線を維持できるのはpovo 2.0だけですので、それ以外は回線の維持に料金がかかることを考えると、副回線の通信品質が良い方が全体の料金を抑えることができます

主回線「povo 2.0」

出典:povo 2.0

副回線をMNP弾とする場合、主回線はpovo 2.0が圧倒的にオススメです。主回線をpovo 2.0にするメリットは以下の通りです。

  • 安心のau回線で、どこでも繋がりやすく、通信速度も速い。
  • そもそもの通信料が最安水準。
  • トッピングにより、データ容量や利用料金を簡単にカスタマイズできる。
  • 基本使用料が0円。

副回線をMNP弾としているため、相方となる回線がどのようなものになるかはコロコロ変わります。そこでトッピングによってデータ容量や利用料金を変更することができるのは大きなメリットとなります。副回線の通信品質が良いのであれば、モバイル通信に副回線を使用し、povo 2.0はトッピングをせずにキープします。このとき基本使用料が0円というのも活きてきて、副回線の料金だけで回線を維持することができます。(6ヶ月に1回は何らかのトッピングの購入が必要です。)

逆に副回線の通信品質が悪いときはpovo 2.0の方でトッピングを行い、モバイル通信を主回線に設定します。povo 2.0は安心のau回線ですので、通信品質には全く問題はなく、快適な通信ができることでしょう。そもそもpovo 2.0自体の通信料は各通信会社の中では最安レベルなので文句ありません。料金は主回線と副回線の両方でかかってはしまいますが、副回線はキャンペーンによってリターンの方が上回っていることでしょうから問題ないでしょう。

このように、副回線がどのような回線になるか分からないときの適応力が圧倒的なので、主回線にはpovo2.0をオススメします

このような通信会社は他には見当たらず、povo 2.0の最大の魅力ですね。

MNP弾としてオススメの通信会社

ではMNP転出先としてオススメの通信会社をご紹介しましょう。

UQモバイル・ワイモバイル

出典:UQモバイル(過去にあったキャンペーン)

UQモバイルはau系、ワイモバイルはSoftBank系のサブブランドです。どちらともネット回線との契約など各種割引を適用すればデータ容量3GBまでなら990円/月で利用できますので、コストはかなり抑えられます。本家のauやSoftBankではなかなか行われない現金やポイントでのキャッシュバックが行われるのが魅力的です。ネット上でもキャンペーンは実施されていますが、できるだけ多くのキャッシュバックを受けたいのであれば実店舗を一度チェックした方がいいですね。1万円から2万円ほどのキャッシュバックが狙えます

UQモバイル・ワイモバイルのどちらも通信品質がかなり良いので、主回線のpovo 2.0の料金を抑えられるのがポイントです。キャンペーンでのリターンがコストを上回ることができれば、次のMNP転出までの間は通信料を実質無料+αにすることができます。

auネットワークで月々980円(税抜)〜!【UQ mobile】

↑ UQモバイルをネットから契約するならこちらから。

カシモWiMAX

↑ 自宅セット割を適用するなら、端末無料かつキャンペーンが豊富なカシモWiMAXがオススメです。

Y!mobileに乗り換えで現金キャッシュバック【Yステーション】

↑ ワイモバイルをご契約ならこちらの代理店を経由することで、より多くのキャッシュバックを受けることができます。

最大36000円キャッシュバック!【SoftbankAir】

↑ SoftBank Airをご契約ならキャッシュバックが充実しているこちらの代理店を経由するのがオススメです。通信品質も全く同じですよ!

楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルから他の通信会社に乗り換える話をしましたが、一度別の通信会社に転出したあと楽天モバイルに戻ってくるというのも有力な選択肢です。楽天モバイルは料金面で改悪をしてしまいましたが、データ容量3GBまでならキャンペーンがなくても1,078円/月で利用できます。UQモバイルやワイモバイルの割引キャンペーン適用前と比べると安くなっています。

楽天モバイルはMNP転出先としては結構優秀で、乗り換えキャンペーンも充実しています。端末の割引や楽天ポイントでのキャッシュバックキャンペーンがよく行われているので、キャンペーン自体は非常に魅力的です

しかし通信回線の品質はいまひとつです。そのためモバイル回線を楽天モバイルに任せるのは心もとないので、主回線のデータ容量を使うことになります。主回線と楽天モバイルの利用料を支払う必要があるので、ややコストはかかります。まぁ楽天LINKアプリで通話料が無料になり、楽天市場でのポイント還元が最大+3倍になるなどのメリットもあるので、乗り換えキャンペーンを加味するとそこまでコストアップ感はありません。

【楽天モバイル】

↑ 楽天モバイルのキャンペーンをチェック!

OCNモバイル・povo 2.0 ・LINEMO

出典:LINEMO(過去にあったキャンペーン)

それぞれdocomo・au・SoftBank系列の格安プランです。これらは店舗でのキャンペーンが適用されることが少ないのが特徴で、先ほどの3つと比較するとやや劣ります。そもそもpovo 2.0とLINEMOはネット限定のプランですので店舗でのキャンペーンが適用されないことがほとんどです。OCNモバイルは店舗こそありますが、OCNモバイルの場合はキャンペーンの適用外とされることが多いのが難点です。ただ、それぞれにメリットはあります。

OCNモバイルは0.5GBで550円という維持費の安さが魅力的です。また、端末とセットで端末代が割り引かれるキャンペーンも行われていますので欲しい端末があるのであればメリットがあります。

povo 2.0は基本使用料が無料というのが魅力的で、維持コストはほとんどかかりません。技術的に同じ通信会社であってもデュアルSIMにすることは可能なので、問題ありません。ただ、乗り換えキャンペーンがほどないので利用できるタイミングは限られます。

この3つの中で最もMNP弾向けなのがLINEMOです。執筆時点でLINEMOは、乗り換えによるPayPayボーナスのプレゼントキャンペーン(スマホプランのみ)や、半年間実質無料キャンペーン(ミニプランのみ)を実施していたりとキャンペーンがとにかく豊富です。

最後に

楽天モバイルの改悪後、副回線は楽天モバイルが安定とはいかなくなりました。しかし、MNP転出による乗り換えキャンペーンを取りに行く戦法は健在で、様々な通信キャリアを渡り歩くことにより非常にお得に通信回線を維持することが可能です。みなさんもpovo2.0とMNP弾の組み合わせを試してみませんか?

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