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通信安定!校外学習・宿泊行事のときこそデュアルSIMを使え!

校外学習・宿泊行事は都会よりは、自然豊かな地域に行くことが多いですよね。そんなとき、通信会社によっては全く電波が届かずに連絡が取りづらい状況に陥ってしまうことがあります。今回はそんなときに役立つデュアルSIMについてご紹介します。

緊急時に通信できないのは大問題

校外学習・宿泊行事中に教員間で連絡を取り合うことは良くあります。特にクラスごとに別行動をしたりするようなときや、非常事態が発生したときには迅速に連絡を取り合う必要があります。

しかし、場所によっては通信会社によって圏外になることもあります。私自身、様々な行事で日本中の多くの土地で行事に帯同しましたが圏外になったり、通信が極端に遅くなる地域に行くことも多くありました。連絡が必要な時に使えないと、全体の行程に遅れが生じたり、ケガなどの非常事態の場合対応が遅れてしまうのは致命的です。

デュアルSIMでいざというときに備えよう

デュアルSIMとは、通信会社が提供するSIMカード(物理SIMとeSIM)を2つ端末に入れて使用することを言います。1つの端末で2つの通信会社の回線を使い分けることができるのがメリットで、通話用のSIMとデータ通信用のSIMといった使い分けも可能です。

最近の端末であれば、ほとんどの端末でデュアルSIMに対応していますが、物理SIM2枚対応の端末は比較的少なく、物理SIM+eSIMや、eSIMを2枚の組み合わせが多いです。iPhoneであればほとんどが物理SIM+eSIM対応していますし、iPhone13以降であればeSIM2枚にも対応しています。

どの通信会社を選ぶべき?

学校教員がデュアルSIMにすべき理由は、メイン回線が圏外というときにサブ回線を使って通信を可能にするためです。そのため、以下の点に注意しましょう。

  • キャリアを分ける(docomo系, au系, Softbank系を分ける)
  • 繋がりやすいキャリアを選ぶ
  • 片一方はできるだけ安く抑える

キャリアを分ける

例えば、Softbankで繋がりにくい場合、同じ系列のワイモバイルも繋がりにくいです。同じ電波を使っているのですから当然ではありますが。そのため、同じ系列のキャリアでメインとサブにすることはオススメしません。

そうなると、docomo系・au系・Softbank系から1回線ずつ選ぶことがオススメです。表にまとめると下のような感じになります。

docomo系au系Softbank系
キャリアdocomoauSoftbank
格安プランahamopovoLINEMO
サブブランドUQモバイルワイモバイル

繋がりやすいキャリアを選ぶ

キャリアを分けたからと言って、全てが繋がりやすいわけではありません。MVNOと呼ばれる通信回線を借りている通信会社の場合、本家の通信品質に劣りますので繋がりにくい場合があります。また、第4のキャリアとして進出している楽天モバイルも現在のところ繋がりやすい周波数帯(プラチナバンド)を割り当てられていませんので、やや難があります。

楽天モバイルは屋内と地下が猛烈に弱いです。田舎であっても開けた場所だと意外と何とかなったりしますし、パートナー回線も使えますので選択肢に入れても良いかもしれませんね。

そのため、先ほど示した表の8つの通信会社から選ぶのが無難です。これら8つの通信会社であれば満足のできる通信品質で日常使いだけでなく、緊急時にも対応してくれることでしょう。

片一方はできるだけ安く抑える

通信品質が良いからと言って、例えばdocomo × au × Softbankの3つから2つを選ぶのはあまりにも高額すぎます。この3つは本家だけあって通信品質はかなり良いのですが、プランが高額なものばかり用意されています。このような回線を2つ契約するのは財布へのダメージがかなり大きいです。

そのため、格安プランやサブブランドを混ぜたデュアルSIM環境がオススメで、特にサブ回線として使う方はメイン回線が圏外という緊急時だけで良いので、できるだけ通信費を抑えたいところです。

オススメのデュアルSIM環境 3選

では、私がオススメするデュアルSIM環境をご紹介しましょう。

① 「ahamo × povo」

キャンペーン等を使わない状態で、20GBのデータ容量に国内通話5分無料がついて、2,970円です。個人的にはかなり理想的な環境で、バランスが良いのが特徴です。

何と言ってもpovoが0円で回線をキープできるのが素晴らしく、校外学習・宿泊行事のときにデータ容量をトッピングしてあげれば良いだけですので無駄がありません。

ahamo契約はこちらから

Youtubeなどでほどほどに動画を視聴したりする方にはオススメですね。

② 「docomo or SoftBank」 × 「povo」

データ容量無制限でガンガン通信したい方にはこちらがオススメです。docomoかSoftbankの選択は家庭のネット環境などを考慮して選びたいところで、ネット回線や家族割を適用して安くすることも可能です。どちらもデータ容量無制限でシミュレーションすると、docomoの場合4,928~7,315円、SoftBankの場合4,928~7,238円と見事なまでの横並びです。

もちろん、相方には無料で維持できるpovoが最有力です。旅先でもデータ容量をガンガン使いたい方には「データ無制限(330円/日)」のトッピングがオススメで、期限を翌日の23:59までとしているせいで、実質2日間データ容量が無制限になる神トッピングです。

20GBで足りるのか否かが分かれ目ですね。無制限となるとやや高くはなりますがこちらが無難です。もしくは通信品質に不安はありますが、楽天モバイルだとデータ無制限でも3,278円で楽天LINKアプリで通話料無料にすることもできます。

③ 「LINEMO or ワイモバイル」 × 「povo」

こちらは20GBも必要ないという方にオススメの組み合わせです。LINEMOであれば3GBで990円ワイモバイルなら3GBで990~2,178円、15GBで2,090~3,278円となります。ワイモバイルは家族割や家のネット回線割引と併用すると安くなりますが、そうでなければ元から安いLINEMOがオススメですね。ワイモバイルは15GBという絶妙なデータ容量が必要な方には良いですね。キャンペーンで20GBへの増量が1年間無料というものもありますし。

もちろん、相方は0円で維持できるpovoを選びます。povoの登場によりデュアルSIMの難易度が格段に下がりましたね。最高品質の通信回線を0円でキープできるのは、いざというときに備えるうえでも頼もしい限りです。

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最後に

私もデュアルSIMにしてから、校外学習や宿泊行事で圏外に悩まされることが激減しました。2つの通信会社を1つの端末に入れることで、格段に安定感が増しますので、万全の状態で行事を迎えたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

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