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試験期間中の先生たちは何をしているのか?

試験期間中の先生たちって早く帰れるんですか?

早く帰れることも多いですけど、実際はそうもいかないのが現実ですね。今日は試験期間中の先生たちについてご紹介します。

勤務時間中は拘束される

学校とどのような契約を結んでいるかにもよりますが、原則勤務時間中は拘束されます。公立であれば夕方までは勤務時間になっていることと思いますので、そこまでは働かなければなりません。

私立学校の場合、変形労働時間制を導入しているところもあります。そういうところは、試験期間中は半日勤務としているところが多いですね。「おっ良いじゃん!」と思ったそこのあなた!騙されていますよ!削られた時間はどこかに付け足されるのです。すなわち、どこかで勤務時間が長くなりそうな日に加えられたり、土日の勤務に回されて働かされるのです。しかも、半日勤務としたところで採点がなくなるわけではありません。採点のために午後以降も残る場合、それはサービス残業です。

採点・授業準備

試験があれば、採点もありますし、テスト返却をすれば次の授業が待っています。生徒がいない貴重な時間ですので、ここぞとばかりに集中して行います。むしろこの時間がないと、仕事が回りませんので、なんとしてもこの期間中に目処を立てたいところです。

ちなみに変形労働時間制で午前勤務の場合、この時間を考慮していないところが多いですね。変形労働時間制を導入している学校自体ブラックな傾向があり、仕事量も多いので、サービス残業が前提になります

会議

午後から会議を入れるところも多いですね。特に試験というのは、節目になりやすいタイミングです。会議のタイミングとしては良いですね。

また、午後がガッツリ空いているといるということは、会議が長引いても勤務時間内に収まりやすいということです。こちらとしては長引いて欲しくはないのですが、管理職としてはありがたいでしょうね

研修

教員研修を入れるのにも絶好のタイミングです。通常、2時間程度研修の時間を取るのですが、平時でその時間を確保するのは困難です。午後が丸々空いているこの期間は長時間教員を集めるのに最適です。

ちなみに、私はホワイト学校に勤めてからは研修というものは救命救急ぐらいしか受けたことがありません。ブラックな学校ほど研修をやりたがる傾向です。

年休消化

仕事がなければ、帰ることはできます。絶好の年休消化チャンスですね。

忙しすぎて年休を消化することが困難な教員にとって、この期間は数少ない年休取得しやすいタイミングです。他の先生が仕事をしていると帰りにくい雰囲気になることと思いますが、気にしていてはいつまで経っても年休を消化できません!躊躇なく年休を取らないと、年休を使い切ることなく消えてしまいますので、大胆にとらないと後で後悔しますよ!

自主的な活動

教員の自主的な活動を行うのにも良いですね。活動といってもレクリエーションです。学校には豊富な運動施設があります。いつもは生徒が使っているのですが、試験中は部活動もほとんどありません。教員同士で誘い合ってテニスをしたりしていますね。

ただ、これを許してくれるかどうかは学校次第ですが・・・。それに、これをする余裕がある学校かどうかというのもポイントですね。そもそも忙しすぎてレクリエーションする時間がないという学校が大半です。

ホワイトなところは帰れる

勤務時間中であっても、「仕事がなかったら帰っても良いよ!」としているホワイトな学校もありますしかも、年休を使わなくてもOKです。すごくありがたいですね。そういう文化が根付いているというのは働く側からすると、すごく働きやすいです。

また、こういうスタイルの学校は研修や会議も少ないのが特徴ですので、試験期間中はほぼ毎日半日勤務です。長期休暇中も勤務日はなく、完全な休みにしてくれることも多いですね。(1ヶ月半働かなくても給料満額もらえます。)

ちなみにこのような学校は休みが多すぎて、逆に年休を消化するチャンスがないというおかしな現象になります

最後に

意外と働いているでしょ!?日頃が忙しすぎてなかなか時間の取れない教員にとって、試験期間中は本当に貴重な時間です。これがないと日頃の授業は回らないと言っても過言ではないでしょう。

ぜひとも、試験期間中は先生方を労ってあげてください!

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