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【教員採用試験】私立学校の教員になる方法(役員面接編)

管理職面接を突破しました!これで採用かと思いきや、後日役員面接があるらしいんです…。

おめでとうございます!ついにやりましたね!役員面接は学校から新規採用者の顔見せという意味合いが強く、選考にはほとんど影響しませんが、無難にこなしたいところですね。では、今回は管理職面接の対策をご紹介しましょう!

役員面接の傾向と対策

役員面接は管理職面接のあとに行われる可能性があり、私立学校(学校法人)の規模が大きいときに行われることがある面接で、主に大学まであるような私立学校のとき警戒が必要になります。そして、常勤講師の採用のときにはほぼ行われず、専任教諭の採用のときに行われやすいのが特徴です

面接官は学校法人の役員(理事長や理事、学長など)に加えて校長が参加することが多いです。このとき、校長はこちらの味方です。校長といえども、学校法人では中間管理職。校長からしてみれば「この人を新規採用しようと思うのですが、どうでしょう?」という立場なので、無難に通過して欲しいと願っています。

この段階で候補者はほぼ確実1名です。そのため、役員面接に進めればほぼ内定で、役員面接は単なる新規採用予定者を役員に紹介する場のようなものです。何とか無難に突破したいものですね。

役員面接の流れ

まず、面接会場に到着すると控室に案内されます。雰囲気に慣れるためにも気持ち早めに到着したいものですね。また、会場は勤める学校ではなく、学校法人の建物(大学など)になることが多いので、迷う可能性も考慮して行動したいところです。

控室では他の面接受験者と出くわすこともあります。しかし敵ではありません。その人は同期となる人ですので、良好な関係を築きたいですね。

ただ、相手の年齢次第ではお互い法人の関係者ではないかという探り合いが始まります。私もはじめは相手が法人の事務職員ではないかと思ってオドオドしていたのを覚えています。

面接の形式は?

役員面接はほぼ個人面接になることでしょう。控室から案内されて面接会場に入ります。会場に入ると10名弱の面接官(役員など)に対して受験者1人となります。基本的には役員からの質問となりますが、流石は法人の役員、結構な圧ですのでかなり緊張するでしょう。

面接時間は学校法人により様々ですが、30分ぐらいが一般的です。要項に面接の所要時間が書かれていることはありますが、書かれていなければこれぐらいを想定しておくと良いですね。管理職面接と違って、アピールというよりは地雷原を無傷で突破するイメージですので、時間が早く過ぎ去ってくれと願うことになるでしょう。

面接の内容は?

役員面接ですが、その質問内容は多岐に渡ります。学校法人にまつわる内容はもちろんですが、学校に関すること、教科に関わることなどかなりバリエーションが豊富です。特に警戒が必要なのが教科に関する質問です。というのも、役員は大学の教授である(あった)ことが多く、その分野のエキスパートです。教科面接ですら聞かれなかったような超ハイレベルな質問が飛んできますので、一番の地雷はここにあります。

何度も言いますが、役員面接で内定取り消しになるようなことはほとんどありません。アピールより地雷を踏まないことを優先しましょう!

役員面接で想定される質問については、近日中に別の記事でアップする予定です。少々お待ちください。

練習方法

王道の練習方法は以下のような流れです。

  1. 想定問答集の作成
  2. 自分でスラスラ言えるように練習
  3. 人に面接練習をしてもらう

最優先は想定される質問に対して自分の答えをあらかじめ用意しておくことです。ほぼ内定が確実といっても、ノープランで面接に挑んで、地雷を踏んでしまうと採用がひっくり返ることもあり得ます。役員面接で質問されそうなことを想定したり、自分の教科や大学時代の研究を振り返って回答例を考えておきましょう。

特に教科に関する専門知識は復習しておいた方が無難です。分からないとき、面接会場の空気が凍ります…。

想定問答集ができたら、自分の中で反復練習です。スラスラと言えるようになるまで何度も練習します。このとき、一言一句覚えるのはオススメしません。かなり労力が必要で、少しでも飛んでしまったらパニックになって収拾がつかなくなる可能性もあります。何を言いたいのか重要単語と流れだけ覚えておけば、しゃべりながら修正がしやすいですし、多少表現が違っても相手に伝わり、自分の言葉で話すことができます。

自分の中でスラスラ言えるようになれば、あとは誰かに面接練習をしてもらうことになります。大学生であれば同じ大学生の友人や大学職員や教員、現役教員であれば同僚にお願いすることになるでしょう。場合によっては家族にお願いするのもありですね。

実際に目の前に人がいると緊張感は段違いです。それに想定していなかった質問が飛んでくることもあります。ここで予期せぬ質問に対応する適応力を鍛えていきましょう。実戦形式の練習を積んで本番までに仕上げたいところですね。

面接練習は人とやるのが非常に効果的です!脳内シミュレーションだけでは気づけなかったような弱点を発見できますよ!

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最後に

私立学校の教員採用試験において、役員面接は新規採用予定者の顔見世の意味合いが強く、ここまでくれば採用はほぼ確定的です。しかし油断は禁物で、一番鋭い質問が飛んでくるのが役員面接です。気持ちよく採用につなげるためにも、準備を怠らないようにしましょう!

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