学校教員の仕事って激務で理不尽なことばかりなんです。そこで今回、この働き方から解放される方法の1つをご紹介します。それが経済的自由を獲得することです。
なぜ、ストレスを抱えながら働かないといけないの？
学校現場は理不尽なことばかりです。生徒や保護者、同僚教員、管理職、教育委員会から様々なことを要求され、それらに対応することが求められます。しかも、残業代はほぼ出ませんのでどれだけ働いても給料はほぼ一緒です。定額働かせ放題と揶揄されるほど、劣悪な環境の学校がほとんどです。
では、なぜそんな状況なのに働き続けるのか？それは「働かないと生活できない」「教員の転職が難しい」という状況に原因があります。
働かないと生活できない
多くの方がそうだと思いますが、働かないと生活するためのお金を稼ぐことができません。そのため、どれだけ嫌でも働くことを辞められないのです。
多くの教員が初めの頃は「こんな教育がしたい！」と高い志を持って働き始めたことと思います。しかし、数年経つと、当初の志は影を潜め、生活するために働いている教員の数が多くなります。「仕事をする」「仕事をしない」の選択肢はなく、「仕事をする」しか選択肢はないのです。
教員の転職が難しい
教員はその特殊な働き方と専門性から他業種への転職が難しい状況にあります。転職できても学校間の転職（公立→私立や私立→私立）や、塾などの教育業界がほとんどです。教育業界はどこも労働環境が悪く、労働環境が良い職場はほんの一握り、数%ほどだと思います。そのため、教員の転職は困難を極めます。
詳しくはこちらの記事もご参考にしてください。
ブラックなのに多くの人が学校教員を辞めない5つの理由
経済的自由を獲得しよう！
お金のために働いている状況から脱出しなければなりません。そのときにヒントとなるのが経済的自由という考え方です。
経済的自由とは、仕事に経済的に縛られずに自由になることを言います。生活するためには働かなければならないという状況から解放され、「仕事をしてもしなくても良い」という選択肢を持っている状態ですね。
◯◯◯◯ △△△ Moneyという言葉がある
欧米の言葉で「◯◯◯◯ △△△ Money」という言葉があります。放送禁止用語ですので、あえて伏せますが、仕事で辛いことや理不尽なことがあったときに「◯◯◯◯ △△△ !」と言って仕事を辞めても大丈夫な、十分な生活資金が状態のことを言います。
普通そんなことを言ってしまうと最悪クビになってしまいますが、生きていくための十分なお金がある人にとってはなんの問題もありません。クビになっても大丈夫、生きていけるという余裕があるからこそ、理不尽に屈せず自分の想いを通すことができるのです。
逆にそのようなお金がない人にとっては、どれだけ理不尽を言われようとも、クビになると生活できないので従うしかないのです。これが労働環境の改善を妨げるのです。
貯金だけでなくストック収入を得よう
貯金をどれだけ貯めても、「やってられるか！」と言って、仕事を辞めてしまうと貯金を切り崩して生活していかなければなりません。これではいつか底をついてしまいますので、簡単には仕事を辞められませんよね。そこで重要なのが、資産を減らさずに収入を得ることができるストック収入です。生活していくために必要なストック収入を確保することによって、経済的自由を得ることができるのです。
フロー収入とストック収入
ストック収入と対になるのがフロー収入です。それぞれの言葉を確認しておきましょう。
フロー収入：自分の労働力や所有物と対価に得る収入
（例）給料、株の売却益
ストック収入：自分の労働力とは関係なく、保有する資産によって生み出される収入
（例）不動産所得、株の配当金
ストック収入があると、自分が働かなくとも、自分の資産が多ければ多いほど収入が増え、生活するために必要な収入を得るができるようになります。世間ではFIREとか言われたりする状態ですね。ただ、教員という働き方を選ぶ人にとってFIREすることが目的ではないと思いますし、収入に爆発力がない教員という仕事はFIREしたい人が選ぶ職業ではありません。あくまで、理不尽に対して退職という選択肢を取れるようにするためのストック収入です。
ストック収入は何から始めたらいいのか
一番手をつけやすいのは株式投資による配当金です。配当金は持っている株数によって増えていきますので、資産が多ければ多いほど配当金も増えていきます。
例えば、高配当株として有名な三井住友FGの場合、1株あたり3800円前後で推移していて、1株あたり210円の配当金が得られます。これを38万円分所有していれば、年間2万1000円ですし、380万円分所有していれば年間21万円、3800万円所有していれば年間210万円にもなります。いきなりこれだけの額を用意するのは難しいかもしれませんが、配当金を増やしていく過程でも配当金を貰い続けていることでしょうから、それも追加投資していくことによって加速度的に配当金を増やせると思います。
十分な資産を作り上げ、生きていくために必要な額をストック収入として得ることができれば経済的自由を獲得することができます。上手に余剰資金を投資に回していくことが求められます。
支出を見直そう
「余剰資金を投資に回そう！」と簡単に言いますが、残念ながら教員という仕事は多くの場合で副業が禁止されているため、収入を増やすことは難しい職種です。
学校教員の給与所得を増やす5つの方法
収入の大幅増が望めないのであれば、支出の方を見直しましょう。質素な暮らしをしましょうというわけではなく、必要なところにはお金をかけて、余計なところにはお金を使わない（スマホの通信会社を格安SIMに替えるなど）ことを意識するだけで結構変わってきます。一度、自身の支出を見直して安いものにできないかは見直したほうが良いですね。
仕事を辞めるのが目的ではない
十分なストック収入があったとしても、仕事を辞めるのが目的ではありません。教員の仕事に魅力を感じるのであれば、続けていくべきだと思います。あくまで「働かない自由」を獲得することが目的です。
経済的自由を獲得しているのであれば、自分の意に沿わない学校からは退職すれば良いのです。自分の理想とする職場がどこかにあるはずです。経済的自由を獲得しているのであれば、常勤にこだわる必要もありません。非常勤でも十分に生活することができます。
もし、授業は担当したいけどその他のことはちょっと…。と思うのであれば、非常勤での収入＋ストック収入で生活費を賄えるぐらいまでストック収入を増やせば良いのです。生活費の全てストック収入で賄うのは大変ですが、非常勤講師で得る収入も加味すればそこまで大変ではありません。
高配当投資を始めるならSBIネオモバイル証券がオススメ
では、経済的自由に向けてストック収入を増やしたいけど、どこから手をつけていいか分からない！という方に、おすすめの証券会社をご紹介しましょう。それがSBIネオモバイル証券です。
日本の株式は単元株と言って100株単位で取引をします。そのため、先ほど紹介した三井住友FGの場合38万円からがスタートラインです。この額をいきなり払うのは大変ですが、SBIネオモバイル証券なら1株から取引できますので少額から始められオススメです。詳しくは以下の記事をご参考にしてください。
高配当日本株投資にはSBIネオモバイル証券がオススメ！
生活の余剰資金を少しずつ投資に回していくことによって着実にストック収入を増やしていき、最終的に経済的自由を獲得することが目標です。最初は小さな一歩でも少しずつ大きくなり、目標に近づいていくことでしょう。
最後に
「別に辞めても生活できるから、自分の想いを通そう！」
こう思える人は、ストレスも少なく仕事に向き合うことができるでしょう。教員は奴隷ではありません。理不尽に対してNOと言いたいところですが、それが言いにくい環境にあるのです。ぜひとも経済的自由を獲得して、ストレスから解放された働き方をしたいものですね！
