2022年7月1日、日本の円安を受けてApple製品の価格見直しが行われました。その結果、ほぼ全ての商品で値上がる結果となり、Apple製品を愛用する人々に大きな衝撃を与えました。
値上げされたApple製品一覧
製品名 | 値上げ前 | 値上げ後 | 値上げ額 |
iPhone 11 | 61,800円 | 72,800円 | 11,000円 |
iPhone 12 | 86,800円 | 102,800円 | 16,000円 |
iPhone 12 mini | 69,800円 | 87,800円 | 18,000円 |
iPhone 13 | 98,800円 | 117,800円 | 19,000円 |
iPhone 13 mini | 86,800円 | 99,800円 | 13,000円 |
iPhone 13 Pro | 122,800円 | 144,800円 | 22,000円 |
iPhone 13 Pro Max | 134,800円 | 159,800円 | 25,000円 |
iPhone SE (第3世代) | 57,800円 | 62,800円 | 5,000円 |
iPad (第9世代) | 39,800円 | 49,800円 | 10,000円 |
iPad Air (第5世代) | 74,800円 | 84,800円 | 10,000円 |
iPad mini (第6世代) | 59,800円 | 72,800円 | 13,000円 |
11インチ iPad Pro (第3世代) | 94,800円 | 117,800円 | 23,000円 |
12.9インチ iPad Pro (第5世代) | 129,800円 | 159,800円 | 30,000円 |
AppleWatch Series3 | 22,800円 | 28,800円 | 6,000円 |
AppleWatch SE | 32,800円 | 40,800円 | 8,000円 |
AppleWatch Series7 | 48,800円 | 58,800円 | 10,000円 |
M1 Macbook Air | 115,280円 | 134,800円 | 19,520円 |
14インチ M1 Pro/M1 Max Macbook Pro | 239,800円 | 274,800円 | 35,000円 |
16インチ M1 Pro/M1 Max Macbook Pro | 299,800円 | 338,800円 | 39,000円 |
24インチ M1 iMac 2つのポート | 154,800円 | 174,800円 | 20,000円 |
24インチ M1 iMac 4つのポート | 177,800円 | 202,800円 | 25,000円 |
Mac mini | 79,800円 | 92,800円 | 13,000円 |
Mac Studio | 249,800円 | 278,800円 | 29,000円 |
Mac Pro | 659,780円 | 662,800円 | 3,020円 |
AirPods (第2世代) | 16,800円 | 19,800円 | 3,000円 |
AirPods (第3世代) | 23,800円 | 27,800円 | 4,000円 |
AirPods Pro | 30,580円 | 38,800円 | 8,220円 |
AirPods Max | 67,980円 | 84,800円 | 16,820円 |
HomePod mini | 10,800円 | 14,800円 | 4,000円 |
Apple TV HD | 17,800円 | 21,800円 | 4,000円 |
Apple TV 4K | 21,800円 | 25,800円 | 4,000円 |
個人的にはiPhoneを買い替えようとしていた時期でしたので痛恨の一撃でしたね。iPhone14発売のタイミングで価格調整してくるかと思いましたが、思ったよりも早かったです。
見事に全製品と言っていいぐらい値上げが実施されました。発売してかなり時間が経っている製品も値上げされています。それも割合にして20~40%ほどの大幅値上げです。iPhoneなら小さいサイズ以外は軒並み10万円越えになるのはインパクトが大きいですね。また、無印iPadも1万円の値上がりをしているので、iPadを導入している教育現場にもダメージは大きそうです。
それも全て、円安の影響です。日本は金融緩和を続け、低金利にして日本円の流通量を増やしているのに対し、諸外国では金利を上げてインフレを抑え込もうとしています。そのため、日本円の価値はここ数ヵ月で大きく下落し、円安が急激に進行しています。
Apple製品もその影響を受け、発売当時のレートでは利益が出なくなってきていて、現在のレートに合わせて価格を見直しすることになりました。発売当時1ドル100円~110円のレートで販売していたものが、現在では1ドル135円まで跳ね上がっていますからね。こればかりはAppleを恨むことはできません。全ては日本政府と日銀の失策です。
円安が進むのであれば日本も金利を上げればよいではないかと思われますが、そんなに甘くはありません。諸外国はコロナ後の経済回復が順調に進んだのに対し、日本は取り残されています。この状況で金利を上げようものなら日本経済は今以上にパニックになるでしょう。コロナ後の失政が痛いですね。
値上げに屈するな!Apple製品を安く買う方法!
大幅に値上げされてしまいましたが、それでもなおApple製品を少しでも安く買う方法をご紹介しましょう。
現状「Appleギフトカード」+「AppleStoreのセール」+「学生・教職員割」+「Apple Trade In」が最強
私が最もオススメする方法はこれです。
「Appleギフトカード」はAppleのサブスク等のサービスに使えるだけでなく、Appleのデバイスの購入にも使えるギフトカードです。これをポイント還元のある店舗やECサイトで購入するのがオススメです。特に楽天市場で購入するのが最高還元で、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのイベントと合わせると20%以上のポイント還元を受けることが可能です。これだけでも十分な破壊力があります。
「AppleStoreのセール」とは年始にある初売りセールや2~4月ごろに行われる新学期キャンペーンのことを指します。初売りセールでは、一部の対象商品を購入すると商品に応じてAppleギフトカードでの還元を受けることができます。対象商品が多く、なおかつ全員が対象ですので利用しやすいのが特徴です。
新学期キャンペーンは、学生と教職員を対象としたセールです。後述しますが、学生と教職員はいつでも割引価格で購入できるのですが、この期間に対象商品を購入するとさらにAppleギフトカードでの還元を受けることができます。学生と教職員はこの期間を狙うのがオススメです。対象商品はMacとiPadだけですので、iPhoneやAppleWatchが欲しい場合は初売りセールの方を利用すると良いでしょう。
「学生・教職員割」とは、Appleが常時行っているセールで、MacとiPadをセール価格で購入することができます。対象者は限られてしまうのですが、非常にお得です。前述の新学期キャンペーンの時期に合わせるのが最もオススメです。学生・教職員向けストアはこちらからどうぞ。
「Apple Trade In」とは、Apple公式による下取りサービスです。使わなくなったApple製品はこちらで下取りしてもらうことにより、Appleギフトカードで還元してもらえます。Apple製品はリセールバリューが高いので下取りをうまく活用すれば、新しいデバイスを思ったより安く購入できることでしょう。
これらを活用することで、30%以上の割引も夢ではありません。詳しくは下記の記事もご参考にしてみてください。
【2023年最新】Apple製品を安く買う3つの方法整備済製品や中古も選択肢
新品は高くて手を出せない場合、整備済み製品や中古を狙うのもありです。整備済製品とは初期不良等で返品された製品を修理して、Appleの基準を満たすように再整備された製品のことを指します。ほぼ未使用で新品同様かつ動作に問題がないものですが、若干割安で販売されていますのでお得感があります。Apple公式の整備済製品はこちらから購入ができます。
中古とは誰かによって使用された製品を業者が買い取り、それを清掃等をして再び販売されたものです。商品によって使用感は異なるのですが、圧倒的に安くなっているのが特徴で、中古に抵抗がない方には非常にオススメです。
値上げに気付いていない実店舗を狙う作戦も
これは狙って買えるものではないかもしれませんが、この値上げが急遽行われたために実店舗によっては価格が反映されていない店舗も存在します。そのような店舗では旧価格で販売されている可能性があります。この時代にそんな店舗はなかなか見つからないかもしれませんが、SNS等を活用して情報収集をしてみるのも良いかもしれませんね。
Apple製品比較記事を更新しました
値上げを受けて、既存の教員にオススメのApple製品紹介記事を更新しました。
【2022年夏】教員にオススメのiPhoneまとめ 【2022年春】教員にオススメのiPadまとめ 【2021年冬】教員にオススメのAppleWatchまとめ 【2022年夏】教員にオススメのMacBookまとめ 【2022年春】教員にオススメのMac(デスクトップ型)まとめ最後に
あかん!これはあかん!さすがに値上げしすぎ!
給料がなかなか上がらない中、円安の影響でこれだけ値上げされてしまいますと購買意欲がそがれてしまいますね。円安が落ち着くまで待てばいいじゃんと思うかもしれませんが、今の日本ではこの円安を改善する状況にはまだありませんし、この物価高を改善するような政策を現政権には期待できないでしょう。
今後の為替は読めません!もしかしたら今以上に円安が進行する可能性もあります。そうなると、未来から見ればまだ割安なのかもしれません。私は振り切って欲しい製品が出たら買いますよ!